ゆっくりとした時間をゆっくりと描く
Read more[日記] 冒険の相棒 2025/09/04
家から保育園まで子どもの足でも2,3分とかからない距離だが、鳥さんの声を聞いたりねこじゃらしを拾ったり側溝の水を眺めたり、毎日が冒険と発見のムスコ氏。
Read more[日記] 中年太りに抗う 2025/09/03
8月からパーソナルトレーニングを受け始めた。目的はシンプルに痩せることである。アラフォーになっていよいよお腹周りの肉が、気になるというか、ちょっとだらしない感じというか、じわじわと、無視できないレベルに育ってきており、体重計に乗ると「やべっ」という数字が出てきたので、いよいよ危機感を持って、運動をしなければと思うものの、やはり、なにもないところから自分1人で、かつ体重低下・体型維持の効果が出る程度までの強度で、継続的に運動するというのは、けっこうな強い意思と仕掛けがないとできないので、これはもう「課金」してプレッシャーかけるしかないと思い、パーソナルトレーニングを受け始めた次第だ。
家から少し歩いたところ、高尾駅前の「やま施術院」というところに、引っ越してからちょくちょくマッサージ受けに行っていたのだが、「最近体重増えてきたのがさすがに気になってて、なんかパーソナルトレーニングとか、そういうのもやってたりしますか?」って聞いたら「やってますよ!」とのことだったので、じゃあお願いしますとその場で申し込んだ。
お試し1ヶ月ということで、8月に週1回45分のトレーニングを4回受け、9月も引き続きお願いしますということで、週1回60分のプランで継続。
トレーニングはいろんな流派があるんだろうけど、ここの先生が中心に取り入れてるのが「タバタ式トレーニング」というもの。強度の高い運動を20秒とか短い時間やって、10秒とか15秒とか短い休息を入れて、また運動してっていうのを何セットも繰り返すという感じの、短時間にギュギュッと身体に負荷をかけるようなトレーニング方法だ。短い休憩を入れながらたくさんの種目を次々にやって身体の色んな部位を使っていくので、1回45分とか60分とかでも、まぁなかなかの密度で、けっこうキツイ。今のところ、こちらのパーソナルトレーニングを受けている他のお客さんはご高齢の方や女性の方が多いようで、先生も「鈴木さんの時間はガッツリ追い込めるから楽しいですね!」とか言っている。
8月、最初の2回はトレーニング後、それどころか翌2,3日、全身痛くなって子鹿のようにプルプルしながら生活していたのだけど、3回目、4回目、そして昨日5回目と回を重ねるうちに、身体も慣れてくれたのか、終わった後もそこまでヘロヘロプルプルにならなくなってきた(別に負荷が下がってるわけではなく、むしろ先生が徐々に上げて追い込んでくれているのだが)。
まだ1ヶ月なので、すぐに体重や体脂肪率が下がるわけではないのだが、結果は後からついてくるだろうと信じる。やせるために始めたのだが、週に1回、これだけ追い込む時間を持つというのが、自分の生活にメリハリも生んでくれていて、キツイはキツイのだが、気持ちいい疲れ、というものを久しぶりに味わっている。
あと、とにかく僕は体が不器用で、ボディイメージがないというか、普通に家で生活してるだけでも身体をなんかいろんなところにぶつけていつの間にか怪我したりしてるのだが、ちょっとずつ自分の体への意識が高まってきたのかな、各メニューをやっているときに、背中の筋肉を使うとか、腰を使うとか、それぞれに目的、主に使うべき筋肉が違うのだけど、自分は今ここの筋肉を使っているという感覚が、ほんのちょっとだけど、持てるようになった、気がする。
それにしても、歳を取るというのは恐ろしい。いや、別に歳取っても身体がちゃんと締まってる人はいるんだけど、何もせず漫然と、ライフステージの変化と、加齢による代謝の低下に任せて、逆向きに抗う動きをとらなかったら、自然とお肉がたまっていくのだ。まぁこれは現代社会の、都市部の、デスクワーク中心の人だけの話かもしれない。よく友人に「悠平も畑やりなよ」とか言われるんだけど、日常生活、仕事、生業の中に身体運動が埋め込まれていればまた違うのだろう。とりあえず私は課金して人の力を借りてお肉と戦っています。
[日記] サボるためにはサボれない 2025/09/02
サボるためにちゃんと頭を使う、ということをサボると、結局サボれない問題。
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ついこないだ正月が明けたと思ったらもう8月が終わっている。
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帰りの道すがら、「俺はエリート信者になれないからまだ洗礼は受けられないよ、それに心の準備が出来上がってないし」と言った。エリート信者って何?そんなものはないよ、と笑って返すと、エリート信者はエリート信者だよ、なんかこう、階級とかあるでしょ?と訊かれるので、ないよ、と笑ってしまう。
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我ら夫婦には、独特なコミュニティ言語がある。コミュニティ言語とは、少数民族やとあるコミュニティ内で話される独自言語だ。我ら家族にはそれがある。
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刑務所アート展の運営団体・Prison Arts Connections(プリズン・アーツ・コネクションズ、略称PAC)を今年の1月に一般社団法人として登記しました。
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とにかく手を動かす。約束が勇気を生む。
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