朝顔の種を蒔いた。
Read more30 庭を耕す
友人宅の庭を耕しに行った。
Read more29 引っ越し
引っ越しの前日は雨だった。
借りていた市民農園を解約し、最後に畑へ行ったら、馬鹿でかく成長したお化けゴーヤが2本なっていた。畑に置いていた移植ごて等を入れるボックスを畑から撤収するとき、蓋を開けると見たことのない多さのアリの群れがいた。無数の黒い点が予想のつかない動きをしてひとときたりとも止まらない。理由もなくぞわぞわと怖気が込み上げる。つい目を背けた。美しいものか醜いものかと二極で問われると、答えることがむずかしい。わたしの感じ方としては、美醜を超えて、「生きているうちに見られてよかった」と思うほど凄まじいものだった。
結局、ポンプの水を流してアリを追い払い、ボックスをきれいにして撤収した。道具は一式、東京にも持ってきた。
東京の家は古い集合住宅の1階で、寝室の窓を開けると、土がある。ここを「庭」と呼ぶことにする。ここを耕すのか、はたまたプランター栽培なのか、まだわからないけれど、ここで小さな「畑」を営む予定だ。せっかく家にあるので、できれば毎日、庭仕事をする時間を取りたい。
書斎からはびわの木が見える。東京は自然が少ないなんて、一面的な見方に過ぎない。たしかに田舎ほど雄大な自然にアクセスするには少々移動が必要だけれど、案外まちの至るところに緑があって、大きな公園も整備されている。わたしの住む地域には、庭に植物を植えた家も多くある。何より、空はどこから見ても美しい。地元の市民農園の側にある農道から見た風景を胸に刻みながら、わたしはこれから東京で土に触れていく。
28 zine講座
わたしが畑をはじめたことは、植物が種子を土に落とすことと同義だったのかもしれない。
Read more27 東京へ
東京へ行くことにした。旅行ではなく、引っ越しだ。
Read more26 不耕起栽培に挑戦
昨秋に植えた赤大根やラディッシュをものぐさで放置していたら、次々と花が開いた。
Read more25 一向に畑をする気配のない2カ月のこと
2月の半ばに腰を痛めて、それを言い訳にしていたら、ラディッシュやジャガイモの植え時を逃してしまい、このままだと夏野菜も植えそびれてしまいそうだ。
Read more24 病と畑
畑はわたしにとって、生活を、わたし自身を、地に足をつける方へと向かわせるよすがであり、営みなのだ。わたしは土とともに生きていく。病に食い殺されないためにも、今年も畑を営んで、暮らしていく。
Read more23 大根引きと迎春
地中から覗いている部分を両手でもって、ぐりっぐりっと回し、土の中から少しずつとりだす。しばらくするとくぽっという感触がして、白肌の大根が全景をあらわにする。
Read more22 魂が喜んだ
畑を営み、本をつくって、言葉を交わして、人と交わる。それがこんなにも喜びに満ちているとは。
Read more黒木萌さんのエッセイ集『土に呼ばれて』を出版しました
21 金色の野に囲まれて
畑ができるのも健康があってこそのものだ。
Read more20 遅々として進まない秋冬野菜の準備とコロナのこと
今夏は猛暑のせいにして、畑しごとがほとんど、いやまったくできなかった。
Read more19 畑をサボる
暑い。
Read more18 梅雨の合間に
梅雨がきた。
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