子どもたちの時間 2024/09/25

連休明けの朝、おニューの靴下と靴を履いて早く保育園に行きたいムスコ氏(1歳8ヵ月)、朝ごはんを食べ終わる前から椅子を抜け出し(それは毎食のことなのだが)、玄関から靴をとってきて、これを履く!と主張してくる。そうだよな、履きたいよな、でも君まだパジャマだし、お洋服着替えて歯磨きしてそれからだよ…という大人の「順序」は通用しない。おいらは!いま!履きたい!そうか、わかった、今日の我が家はアメリカってことにしよう、と要求を受け入れ、ムスコはそれから出発までの10分15分、元気に家の中を靴履いて走り回っていた。ドクターイエローの靴下に、こまちの靴、黄色と赤の新幹線セットでご機嫌である。

休み明けの登園時は、お昼寝用の布団カバーと掛け布団(週末に持ち帰って各家庭で洗濯)をホールに持っていって園の布団にセットすることになっている。今朝、驚いたのは、園に着いてお部屋に入ったムスコが、そのままお友達や先生と遊び始めるのではなく、僕を先導して布団置き場のホールまで駆けていったことだ。はっきりした「曜日」や「週」の感覚とまではいかなくとも、「おやすみの後、最初の日」はお布団をセットすること、今日がその日であるということを、わかっているというか、おぼえているというか、ムスコの身体のなかに「時間」のサイクルが確かにあるのだなぁと、感心した。

夕方、ムスメ(小1)を学童まで迎えに行っての帰り道、小学校の校舎側から山の方へとカラスの一群が飛んでいくのを指して、「あれはカラスの学校だよ」と教えてもらった。群れから少し遅れて飛ぶ3羽がいたのだが、ムスメ曰く、「あの3羽は今日日直なんだけど、日直の黒板消しを忘れてたから、戻って消してきたところ、だから遅れてるの」だそうだ。ちなみに今日の日直は「かーくん」と「かあくん」と「かぁくん」のトリオらしい。カラスの学校は5時まで授業があって、それから帰りの会をして帰るので、だいたいいつもこの時間に飛ぶのだということ、カラスの学校は、カラス小学校と、東カラス小学校と、南カラス小学校があること、人数は少ないのでどの学校も1クラスしかないこと、なども教えてもらった。