差別される職業としてのタクシードライバーに就く、ということ令和タクドラ日記　第９回

「俺だって、タクシードライバーになるなんて思ってなかったんだよ!!あんたもそうだろう」
行き場のない苛立ちを僕にぶつけるようにして、彼は言った。
思わぬ業界の「洗礼」を受けたのは、タクシードライバーとしての勤務初日の朝だった――

今週のほにゃらら 2022/08/22-08/28

・世田谷美術館「こぐまちゃんとしろくまちゃん絵本作家・わかやまけんの世界」
・益田ミリ『47都道府県女ひとりで行ってみよう』
・高島屋「たくさんの愛を、ありがとう追悼瀬戸内寂聴展」
・平野ワカ『天雷様と人間のへそ―平庫ワカ初期作品集― 』

朝マックをした。息子はハッピーセットが好きだから、朝から興奮している。

August 29, 2022 sayakame

占いは信じない、好きじゃない方が、現代の日本語圏においては科学的で、知的で、正しくて、マジョリティのありようだとはわたしも思う。だから聞いてもないのに己の占いに対する否定的なスタンスをきゃんきゃんと主張する人間に、わたしは笑顔で応じる。そうなんですねー！そんなわたしは、星を読む占星術師だ。

占いは嫌いではありません。
星座占いを目にすればラッキーカラーが気になるし、たまたまその色を身につけていれば「運の流れに沿ってるな～」と思います。気になる男の人がいればなんとなく相性も気になって、占いサイトで占ってみることも。

あの７月、太陽蟹座の頃、あの夏の読書会は本当に最高だった。

朝がなかなか起きられない。

「14日に付き合ったら、長続きするんだって！」

　寝ても寝ても眠い日が1カ月に何度かあるが、今日はその日だった。

昔、小さなライブハウスで、ライブが終わって酒盛りをしているところに、タロットカードを持った男性が来たことがあった。

「服を買いに行くための服がない」という詠み人知らずの歌があるのだが、「体力をつけるための体力がない」というのが俺の慢性的な問題であるなと朝ふと思った。

10年少し前だったか。8月も終盤というのにいつまでも暑さと湿気で窒息しそうな、そんなある午後、僕はとある西日本の大きな街の駅前をぶらぶら歩いていた。

　ライターの下積みとして、先輩ライターの文字起こしを行う慣習がある。私も過去に、先輩ライターの文字起こしや構成を仕事として請け負っていた。あるときは原稿ドラフト（下書き）まで担ったこともある。初めて原稿ドラフトを依頼された時は、「そこまで外注するのか」と驚いた。

　仕事は後回しにして、朝一番で日記や原稿を書く。

「占いについて」

このテーマがきたときに、どこまでも書けてしまうと思った。
そのくらい私の人生と占いは密接だ。