あるかしらライブラリー-2022年8月28日の日記

 朝マックをした。息子はハッピーセットが好きだから、朝から興奮している。エッグマックマフィンハッピーセット。私は、同じくエッグマックマフィンにハッシュポテト、アイスコーヒー。今日はこのままお隣の市である日向市に行くのだ。

 本が好きな息子と私は、休みの日には必ずと言っていいほど本屋や図書館へ行く。ただ普段は延岡からあまり出ないので、日向市立図書館へ行くのは今日が初めてだ。ここは入ってすぐ左に子どもの本コーナーがある。息子はさらに興奮して、本を出しては直し、出しては直しを繰り返している。「ママ、ここすごいね!」と言いながら。規模的には延岡の図書館の方が大きいのだけれど、初めて来たところというのがうれしいのだろう。しかし今日のお目当てはここではない。

 日向市で、友人が私設図書館「あるかしらライブラリー」を開いている。道路沿いの家の前に本棚を出し、自由に借りられるようにしているほか、倉庫を少しずつ改装して図書館にしている。以前私が取材で訪ねてきたのは、まだ倉庫を改装する前だったので、そのときからするとだいぶ変わっている。息子はさっそく本を出すのに精を出している。来る前に「1冊出したら1冊直す(しまう)だよ」と言ったのにもお構いなしだ。

 友人には二人の未就学児がいて、その子たちとも一緒に遊ぶ。上のお子さんは将棋が大好きで、将棋の話をたくさんしてくれる。その姿がとても愛らしくて幸せな気持ちになる。息子とも意気投合し、一緒に日本地図のパズルで遊んだりしていた。しかしすぐにお昼の時間がやってきて、延岡へ帰る時間になった。息子は「かえらない」とごねる。私が抱っこしようとしても逃げる。結局、帰るまで30分ほど格闘した。母は疲れた。

 午前中で力を使い果たして、午後のことはあまり覚えていない。日曜日はいちばん体力を使う。でもこれもあと数年のことだろう。そう思ったら、息子のイヤイヤにも付き合える気がするし、いろいろな場所に連れて行ってあげたいと改めて思うのだった。