タクシードライバーは乗せる客を選ぶことができないのだ。手が上がったら、誰でも乗せなければならない。
Read more「あっち」「こっち」に振り回されるタクシードライバー 令和タクドラ日記 第11回
タクシーの後部座席に座って、ドライバーに道順を説明する。簡単な作業だと思われがちだが、全てのお客さんがスムーズに説明できるわけではない。いわゆる「あっち、こっち問題」は、タクシードライバーであれば誰もが経験したことのある接客トラブルだ。
Read more戦後70年、タクドラは「ふつうの仕事」になったのか 令和タクドラ日記 第10回
差別される職業としてのタクシードライバーに就く、ということ 令和タクドラ日記 第9回
「俺だって、タクシードライバーになるなんて思ってなかったんだよ!!あんたもそうだろう」
行き場のない苛立ちを僕にぶつけるようにして、彼は言った。
思わぬ業界の「洗礼」を受けたのは、タクシードライバーとしての勤務初日の朝だった――
タクシードライバーという職業への誤解と実態 - 令和タクドラ日記 第8回
路上のダイコン - 令和タクドラ日記 第7回
静岡県から川崎市に引っ越して間もない頃だったと思う。早起きして、散歩をしていた。国道15号線を川崎から、鶴見に向かって歩いていると、バス停がある歩道に衣服の塊が落ちていた。何だろう、衣料ゴミなのか、と思って近づくと、人間が横たわって熟睡していた。
Read more後部座席の攻防、夜職女性の知恵 - 令和タクドラ日記 第6回
「オシッコしたい!!」「このタクシー、止めて!!」
Read more川崎のニューヨーク - 令和タクドラ日記 第5回
深夜時間帯になるとタクシードライバーの仕事は一変する。
Read moreドライバーデビュー初日のこと - 令和タクドラ日記 第4回
タクシードライバーとしてデビューしたとき、僕は不安でいっぱいだった。
Read moreパンデミック下の繁華街 - 令和タクドラ日記 第3回
「川崎がゴーストタウンになっている」「鶴見もひどい。出張する会社員がいなくなって、ビジネスホテルは空室だらけだ」
Read moreドライバーが見た、「あの日」のダイヤモンド・プリンセス 令和タクドラ日記 第2回
広大な敷地の一角にあるコンクリートで固められた路面に、トヨタ・コンフォートを停めた。一緒に来た先輩のタクドラたちが、さっそく煙草に火を付けた。うまそうに煙を吸い込んでいる。「ちょっと1本いいですか」ともらい煙草。一服つける。
Read more顔を見られない仕事 - 令和タクドラ日記 第1回
風俗街の入り口にある、スシローの前で男性が手を上げた。トヨタのコンフォートをゆっくり減速させ、ウィンカーを出して、左側に車体を寄せる。
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