In my childhood I’ve had many moves from place to place due to my father’s job transfers, and we ended up having no 'hometown' to take a root in. But my entire family still enjoyed family gatherings twice a year, “Obon” festivals in summer and New Year in winter.
Read more僕は恥ずかしい
僕は恥ずかしい
何かを食べている姿が恥ずかしい
軽薄そうに笑った顔が恥ずかしい
流暢に出て来る言葉が恥ずかしい
何か美しいものに出会った時に、簡単に心を奪われてしまうことが恥ずかしい
そのことをすぐ夢中になって話してしまうことが恥ずかしい
誰かの苦しみを見た時に、何かしないではいられない気持ちになって、
何かをした気になってしまう自分が恥ずかしい
絶望を分かち合うという希望 - 熊谷晋一郎さんインタビュー
「わたし」には、無限の可能性があるわけではない。身体も歴史も有限である。
では、病気や障害による症状、望んでもいなかった出来事や経験……さまざまな「痛み」すらも、自分の人生の有限性として、我慢して生きていくしかないのだろうのか。それとも別の道があるのだろうか。
「わたし」と「回復」をめぐる、熊谷晋一郎さんの物語を辿る。
Read more3. 紡がれる細糸たち
転勤族の父とともに、根を下ろす ‘地元’ を持てずに各地を転々とする子ども時代でしたが、年に二回、夏のお盆と冬の年越しには親族が集う時間がありました。
Read moreうぶ毛の生えた桃
「日本は恥の文化、空気を読むことで己を律する。一方で欧米は罪の文化、自律的に己を律する」とアメリカの日本文化研究者は説明した、と中学の社会科の授業で学んだとき、わたしは何だか恥ずかしい気分になった。
Read moreのうぜんかつらのこと
恵まれていることが、ずっと恥ずかしかった私と「のうぜんかつら」のこと。
Read moreYELL
「生きることは表現することそのものだ」と思ったのはいつだっただろうか。表現という切り口で自分を振り返ってみると、その時々の自分が見えてくるように感じる。
Read more11 大根引き
冬は、夏のように毎日畑へ通わなくても、野菜は元気だ。だからつい畑から足が遠のく。先週末も今週末も雨が降ったから、10日ぶりの畑だ。ここ最近のわたしはからだも心もあまり調子が良くなかったけれど、畑に行ったら元気が出るかもしれないという淡い期待を抱いて向かう。
Read more読書会:『介助の仕事―街で暮らす/を支える』11月26日(土)17:00–18:30 @ Zoom
日本には重度訪問介護という制度があり、これを使えば、身体を自力ではほとんど動かすことが難しいというような身体機能障害のある人でも、介助者を雇って育てて、自分の住みたい場所、暮らしたい街で、自分が望む暮らしをかたちづくっていくことができるようになります。その具体的な方法や制度のなりたち、ヘルパーの仕事などをコンパクトに語ってくれるのがこの本です。
Read more#2 Family with job transfers and Me as a stranger
My family moved a lot for my father's job. The experiences of mine as a transfer student were very different from the flattering ones of my father’s and the one of my grandfather’s work ride in a horse-drawn carriage.
Read more2. ある浮き草の夢
我が家は祖父の代からの「転勤族」で、私も父の転勤に合わせて、小学生の頃から転校を繰り返してきました。都会から田舎までさまざまな地域で過ごしましたが、根を下ろす「地元」は持てずじまいです。「障害ひとり親」、という現在の立場に至る前から、「転勤族の子ども」というマージナルな立ち位置から世界を見つめていたのかもしれません。
Read more10 秋の畑
10月も半ばになり、気温が下がって、散歩日和が続いていた。久しぶりに歩いて畑へ向かうと、季節外れの桜が咲いている。
Read more今週のほにゃらら 2022/10/17-10/23
・ジャックジャンヌ「Ms.Robin」
・つづ井『まるごと 腐女子のつづ井さん』
・谷川俊太郎「大岡信を送る」
今を生きるわたしを支えてくれるもの
人生でいちばん堕ちていたとき、わたしはもう何カ月も自宅に引きこもっており、しかしその日は大学病院の救急処置室にいた。
Read moreいびつなものとしての私たち
僕は恐らく軽度のADHDだと思うし、躁鬱病(双極性障害)だろうし、適応障害かも知れないし、まず間違いなくアル中で、他にもなんやかんやあるかも知れない。でも僕にはそういった診断は一つもついていない。たまたま主治医が「そういう」人ではなくて、診断名をつけようとしなかったのだ。一方で毎週新しい診断名が増えていった友人もいる。
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