社交的な引きこもり

前回の「包丁こわこわ事件」の話から、随分と時間が経ってしまった。その間私は入籍し、引越しをし、役所や銀行を駆け回り、忙しく過ごしていた。その間体調を崩すことも少なくなく、また、書くことからおよそ2ヶ月ほど離れており、なんとなく「書く」ということ自体が難しくなってしまっていて、筆が進まなかった。

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5 初夏の恵み

晴れたなら、息子を学校に送り出した後、朝一番に歩いて畑へ向かう。農道に入ると、春ほどではないけれど、鳥の鳴き声が聞こえてきて、脳にいい刺激をもらう。しかし同じ農道でも、鳥の鳴き声がしないところとするところがある。全体として、3~4月と比べて静かになっている気もする。

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労働者のメシ - 2022/05/25 Wed.

家を出てからなんやかんやあって帰宅し、ムスメは今日は園をお休みするということになり、近所の公園で少しだけ気分転換の散歩を一緒にしてから、水曜日は重度訪問介護のシフトので出なければならぬので、在宅ワークのツマに後を頼んで電車に乗った。

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私がノートに触れるとき、ノートもまた私に触れているのだ - 「書く」とき・ところ・道具とわたし #4

もう二十年くらい、ノートにあれやこれやを書き続けている。ぱっと思い付いたこと、じっくり考えたいこと。面白いこと、辛いこと。誰かのこと、自分のこと。小説、映画の台詞や、歌詞の書き写し。日常のToDoメモ、なにかの数字や計算メモなんかも。

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4 循環のなかで

雨後の植物たちの勢いは凄まじい。毎日じょうろで汲んだ水をやっていても、天から降る雨にはかなわない。雨を存分に浴び、吸収した植物たちの姿はうれしそうに映る。もちろん苗たちだけでなく雑草たちの勢いもまた凄まじく、私は目を見張るばかりだ。

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