文章の中に混ざった全角英数字を見つけ出して駆逐することにだけ、僕の「見る」力は特化していて、他のことにはほとんど役に立たない。
Read more身体で感じた海
朝起きると、まずスマホの通知欄をチェックする。SNSからの通知がたいていの場合来ていて、そのチェックから一日が始まる。人差し指でスイスイと画面をスクロールしながら、友人からのLINEや仕事上のSlackに何か新しいメッセージがないか確認する。
Read moreきみの目に世界はどう映るのか
色彩が迫る、という体験をしたことはあるだろうか。絵画や風景、生き物といった、何か美しいものを見たとき、その色彩が、眼前に、胸に迫ってくるという体験を。そしてその体験を「色彩が迫る」と自ら言葉にして表現したことは、あるか。
Read more閒との出会い
あれはいつ頃のことだろうか。ひょんなことから鈴木悠平さんと出会い、そしてこれまたご縁があって悠平さんの主催する閒(あわい)というコミュニティに入ることになった。
Read more2 畑はじめ
畑をはじめて1ヶ月が経ちました。実際にやってみて、関わってみなければほんとうの学びにならないことがあるのかもしれない。この1ヶ月で畑を通してそう感じました。その理由とは……?この1ヶ月の日記をお楽しみください。
Read moreよそよそしさについて
突然だが、僕は初対面同士の人間の間に醸し出される、あのよそよそしい感じが苦手だ。相手がよそよそしい空気を出してくるとそわそわして落ちつなかいし、たがいに後出しジャンケンしたがるような探り合いの時間も好きじゃない。よそよそしい雰囲気を感じると、笑顔と適当な話題で自分から積極的にブレイクしに行くよう心がけている。というか、自然にそうしてしまう。
Read moreラクな装い、楽しむ装い
装うことを軽視するわけでも厭うわけでもなく、時と場面に応じた装いをそれなりに楽しむ方ではあるのだが、実際のところ、日々の装いはどんどん省エネで変化の少ない方向へと収斂していっている。
Read more装わずにはいられない
衣服というのは装置だなと思う。だぼっとした服を着れば自然とリラックスした、もしくはだらしない気分になるし、かちっとしたジャケットやコートを羽織れば気持ちも引き締まる。そういう話は多くの人が経験あるだろう。世界があって、それをどう「視る/視ている」かを伝える時、人は写真を撮ったりする。
Read more一番きれいな私
私はアイドルが好きだ。特にジャニーズが好きで、詳しいわけではないけれど女性アイドルも好き。二次元アイドルは男女共に追いかけているアイドルがいる。
Read more装いは欲望する
人は誰のために装うのだろうか。この問いを道行く人に問いかけたなら、「自分のため」「他者のため」と答えが分かれるかもしれない。しかし果たしてそれは、二つの別の目的として完全に分けられるものなのだろうか。
Read moreおばさんになったら
年を重ね、装うことに対して無頓着になった。前は違ったのに。かつては、ほかの人の目線を意識し、自分をより素敵に見せることを私なりに楽しんでいた。でも今は違う。気づいたら地味な服ばかり着ている。子育てがはじまってからは特にだ。
Read more1 市民農園を借りた
畑をやることにした。
Read more「笑うこと」について
自分が笑っているときに、「あ、いま私は笑っている」と意識することは結構難しいと思う。
Read more私だって
積極的に悪く言われたいとは思わないのだが、同じような中傷やからかいはずっと続くと慣れてしまう。よろしくない傾向だとは分かっているが、意思とは関係なしに慣れてしまうのだから仕方ない。
Read more笑いとは…
笑いとは一種の破壊だと思う。笑うということは一つの救済だ。笑いと笑うこととの間には隔たりがある。それらは時に同じことだし、時に全く違うものだ。
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