静岡県から川崎市に引っ越して間もない頃だったと思う。早起きして、散歩をしていた。国道15号線を川崎から、鶴見に向かって歩いていると、バス停がある歩道に衣服の塊が落ちていた。何だろう、衣料ゴミなのか、と思って近づくと、人間が横たわって熟睡していた。
Read more初夏の保谷、明日葉天そば - 2022/05/23 Mon.
朝、ムスメを園に送ってから電車を乗り継いで西東京市へ。保谷駅で降りる。保谷、こないだ友人に勧められて読んだ田村隆一の詩集に出てきたな。
Read more私がノートに触れるとき、ノートもまた私に触れているのだ - 「書く」とき・ところ・道具とわたし #4
もう二十年くらい、ノートにあれやこれやを書き続けている。ぱっと思い付いたこと、じっくり考えたいこと。面白いこと、辛いこと。誰かのこと、自分のこと。小説、映画の台詞や、歌詞の書き写し。日常のToDoメモ、なにかの数字や計算メモなんかも。
Read more夫と私のこれまでとこれから
私の趣味は夫と仲良くすることです、というくらい、夫のことが好きだ。もっと暗い言い方をすれば、夫がもし私より先に死んでしまったなら、私はそれに耐えることができるだろうか、と寝る前にいつも思う。
Read more後部座席の攻防、夜職女性の知恵 - 令和タクドラ日記 第6回
「オシッコしたい!!」「このタクシー、止めて!!」
Read more「土」 2022/05/05 習作
ひと月ぶりの大雨 長靴の足跡 ムクドリの落としもの
Read more4 循環のなかで
雨後の植物たちの勢いは凄まじい。毎日じょうろで汲んだ水をやっていても、天から降る雨にはかなわない。雨を存分に浴び、吸収した植物たちの姿はうれしそうに映る。もちろん苗たちだけでなく雑草たちの勢いもまた凄まじく、私は目を見張るばかりだ。
Read more読書会: 『環状島へようこそ トラウマのポリフォニー』 5月15日(日)17:00–18:30 @ Zoom
「トラウマ」を巡る語りや表象を「環状島」というモデルで示した宮地尚子氏(前著に『環状島=トラウマの地政学』)が、その新たな可能性を7人の対話者と共に探究する書籍を読み、このテーマに関心のある有志にて読書会を行います。
Read more川崎のニューヨーク - 令和タクドラ日記 第5回
深夜時間帯になるとタクシードライバーの仕事は一変する。
Read more触れると触れられるの間
「見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある」
Read more触れる喜びと触れる勇気
MOLESKIN(モレスキン)のノートを買った。きっかけは、映画監督の今泉力哉さんのTwitterでのつぶやきだ。
Read more触れ合うことーときに子育て、ときにセックス
私の息子は触覚が敏感だ。自分より温度が低いものや柔らかいものに触ることが気持ちいいと感じるようで、寝転んでいる私の上に乗ってきて、手足でさわさわと私の肌に触ってくる。耳たぶを触るのも好きだ。これは息子が赤ちゃんの頃から、ずっとそうである。
Read more2022/04/26 Tue.
朝、園の支度をしてからムスメを起こしたのだが、いつもより元気がなく、本人とツマが話し、今日は一日お家で休もうということになり、園にその旨を電話した。
Read more「制度のすき間」の困りごとをどう埋めるか、その一事例とプロセスについて - 論文(査読付):介護職員等によるたん吸引・経管栄養の法制化の経緯と論点の分析
「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」により、一定の研修を受けた介護職員等が、たんの吸引や経管栄養といった行為を業として行えるようになった。本稿は「介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会」(2011-2012)議事録から、検討会委員の意見が法改正に及ぼした影響を分析したものである。
Read moreドライバーデビュー初日のこと - 令和タクドラ日記 第4回
タクシードライバーとしてデビューしたとき、僕は不安でいっぱいだった。
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