From East to West – A way to cultivate “New Local” /寒中見舞いたい。

Left Tokyo early in the morning, and now I’m on the way to Obuse-town, Nagano, 2-3 hours west from Tokyo. Though the smallest village in Nagano, Obuse, whose culture is open to outsiders, is famous for its unique way of community building. I’ll meet with one of my friends who moved to Obuse from Tokyo 2 years ago, and now committing himself to community building in Obuse. We’ll discus our project to write and publish a book about Obuse to spread a new vision and model for local community.

What we may call “new local” has a different characteristics from what previous local community had. Though people involved are committed to local community action, each of them do not necessarily live in the same are. I mean, though locally and mentally connected, they may be geographically remote. They work on small projects that aim to re-activate local town, business, food, culture etc. Each of them stands at different position, has different perspective, different skill set. Sometimes, a leader or majority of the project members are not original residents of the town where projects emerges.

Though I still only have hypothesis, I’m convinced such new movements is a key to vitalize local communities.

あ、年明けてた。2015ってか。あれだっけ、バック・トゥ・ザ・フューチャーの年だっけ、それからテレビ版エヴァな。「時は、西暦2015年」的な。汎用人型決戦兵器に乗って地球を守る中学生たちの、いつのまにやら倍の年齢になりましたよ僕は。アラサー。こんにちは2015年、さようならを言うヒマがあったっけ、2014年。

12月後半から。会社の方は、怒涛の冬期講習。よう働いた。夏より短い分、早くて、濃い〜。子どもたち、一年よくがんばった。冬期講習というのは年をまたぐので、全然収まったり始まったりの感覚がありません継続戦です。

年賀状、書けてません書けてませんはい書けてませんよ。はがき買ったんですよ。1/6に。気づいたら寒中見舞いの時期ですよ。払い戻して同じ枚数買い直す流れだよこれ。

年末に駅構内にデカデカと貼られた「ちゃんと年賀状、ちゃんと大人」の広告フレーズが頭をよぎりますはいダメな大人ですか私。いや、おっしゃることは分かるし、あと手書きの良さというものもある程度同意するし、こういう節目の慣習を無理やりにでも意識して継続することで、メリハリもつくってものだし、いや、まぁ、はいわかります。「大切な人だからこそ手間暇をかけて年賀状を」とか「忙しいなかでも逆算してタイムマネジメントをして宛名整理からデザインから宛名印刷から発送までを年内に終わらせるのが立派な大人です」とか「年賀状の字には人柄があらわれます」とか色んな正論が思考の彼方から飛んできます。でもねあれなんですよ、いまとなってはLINEやFBメッセの方が飛んでくるスピードが早いし、受け手からしてもそっちの方が楽だって人もいるし、必ずしも出すことが受け手へのベストな思いやりの表し方とは限らないあれにもなってきているわ、出すなら出すでちゃんとしたいわなのでお金も時間もけっこうなパンチとなるわで、色々トータル考えてるうちに時間が過ぎていくわけで年賀状どうする問題は意外と難しいのです。

とかいったら「年賀状かメールかの判断も含めて、相手の状況やニーズを事前によく見極め、新年の挨拶の経路方法タイミングを分け、それぞれが年始に間に合うように逆算して準備行動するのが立派な社会人です」とか更に正論を上乗せできそうなので、もはや黙るしかない。

出してくださった方ごめんなさい届いてます読んでます超嬉しいです近々寒中お見舞いしつつお返事お送りしますよごめんなさい。

冬期講習が終わりまして、早朝新幹線で長野県は小布施町に向かっております。去年取材に行ったご縁で、出版関連のプロジェクトが立ち、その相談とインタビューに。

以下、メモのような、ほんとにただの日記。

12/26(金)
子ども向けのプロジェクションマッピング講座、2回目。大盛況。ゲスト講師のみなさまお世話になりました。

12/27(土)
冬期講習。記憶、ない。

12/28(日)
冬期講習。会社の年内締め日。配属拠点は数字の上でもバッチリ結果を出して気持ちの良いお酒が飲めましたとさ。マネージャーとパイセンと3人でハブに流れこんで「終電までな!」と言いつつ見事に逃す。2amぐらいまで飲む。来年以降のこととか、根本的な課題のこととか、たくさん話す。タクシー相乗りで順次降りていく感じで解散。

12/29(月)
汝、論文を書くべし。渋谷の方の別の会社に出社。そっちも前週で締まったはずなんだけど、同い年のプロパー社員とオフィスを開けて仲良く作業。夜、担当記事のインタビュイーと合流してモツ鍋つつきながら追加インタビュー。完成は年明け持ち越し。夜の渋谷が思ったより人少なかった。

12/30(火)
汝、論文を書くべし。
書けた。

まだ東京にいた同居人2人と大掃除をした。共用スペースは綺麗になったけど、自分の部屋は、まだ。そもそも物が少ないが。3人で昼飯を食った。中華、と、ビール。阿佐ヶ谷の商店街、えらい賑わってた。年末感。

夜、友人のシェアハウス、通称「田端の実家」に顔出す。みんなで鍋つついて、そのまま当然のごとく宿泊。実家感半端ない。人生儲からんなっちゅう話をした。楽しいけど。
早く労働者からヒモに転職したい。

12/31(水)
渋谷の方の会社でお世話になってるパイセンと会って来年の相談をした。関われる時間も限られてるなか色々考えて挑戦させてもらってるので、よく考えねば。問い立てをもっと精緻化しよう。
良いものと、面白いものと、売れるものは必ずしも一致しないって話。売れっ子編集者さんの言。大前提として良い物を作らなきゃなので、起点の問い立てや動機は超大事だのだけど、その先、面白くして、売ってくところまでは、編集=演出が鍵。
来年は連載を持つぞぉ。

汝、メルマガを書くべし。
書けた。

汝、記事を書くべし。
1本、書けた。もう1本、書けてない。

夕方、新幹線で神戸の実家に帰ろうと、荷造りをして家を出た。そういえば、と、年の瀬の挨拶の電話を一本。バタバタしてて年末会えなかったので。「まだ阿佐ヶ谷にいるの?実家は終電で帰れれば良いんでしょ。高円寺に飲みにおいでよ」

行った。飲んだ。気づいたらオフィスに移動してみんなでボードゲームをしていた。いわきは「貴千」のかまぼこがあった。うめぇんだこれ。みどりのたぬきを買って年越しそばを食べた。ボードゲームをしながらテレビをつけて紅白を横目で見た。
年が明けた。2015!
あれ?
ま、いっか。

1/1(木)
3時か4時ぐらいまでボードゲームして解散。うち2名と近くの神社に初詣。まさか高円寺で年越しするとは思わなんだ。これもまたよし。
安定の末吉。
そのまま始発で新幹線乗れば9時台には神戸の実家に帰れるだろう、そのまえにいったん阿佐ヶ谷に帰ってシャワー浴び用。

起きたら8時。
あれ?

電話、実家母、呆れる。
実家家族、初詣は京都伏見が恒例。というわけでお昼頃に京都で直接合流することに。
伏見、めっちゃ人多い。去年より様々な国からのお客さんが増えた。飛び交う言語が多い。よきことだ。
参拝。山、登る。
途中から、雪。どんどこ降る。
祖父、もう90歳。元気は元気だが、やはり年なので、本人強がるが、休み休み、登る。
岡山の母方の方のじいちゃん、だんだん弱ってる。今回顔出せなかった。色々考える。
父、髪が薄くなった。仕事、苦労している。円安。

夕方、鶴橋へ。花園でラグビー観戦していた石巻の頃の団体のしゃちょー夫妻とその友人夫妻とあともう一人大学のパイセンと合流。試合観たかった。めっちゃ良かったらしい。
コリアン街、ほとんど店空いてなくてシャッターも降りており、ちょっとしたトルネコの不思議のダンジョン。
この頃すでに大雪。寒い。
予約してくれてた店に入る。あったかい。
サムギョプサルうまー。
良き新年会であった。

年賀状、書けてない。
はがき、持ってない。

12月の家計簿をつけた。
コンビニのレシートばっかりで、凹んだ。
食が、まずしい。まづしいよ。
専門はヘルスケアです。もっというと習慣形成とか行動変容です。はい。
来年は、いやいや今年は、もうちょい健康的な生活をだな。

1/2(金)
大阪で、久しぶりの再会。
初売りで、ルクアが戦場のようだ。
バーゲンに興味はなく、ランチ目当てだったのだが、えらい時間かかった。もうちょい中心離れた場所にすればよかったか。まあいいか。
ワインを開ける。ピザを食らう。

帰宅。隣の祖父母家に、茨木のおじおば、来る。挨拶。
実家の父母よりネットリテラシーある。
名前でググられてた。なんならツイッターとか見られてた。
白目。
まぁ、いいか。

夜、高校の同窓会。40人ぐらいか。うだうだ飲みながら話した。東京に来た人けっこう増えたね。仕事とかで。

からの、まさかの小学校同窓会。
びっくりした。
高校同窓会にいた、小学生からの同級生の誘いで参加。 男子8人。意外と覚えてるもんだ。
とても良かった。

なんばへ。
積雪の影響で夜行バスが出発一時間遅れ。
これ、長い旅になりそうだ。

1/3(土)
案の定、渋滞、到着2時間半遅れ。
新宿まで待てず横浜で降りて電車に切り替え。
阿佐ヶ谷に帰ったの10時。疲れた。
身体バッキバキやで。

シャワーを浴びて、なぜかそのまま7kmほど走った。
そのあとスクワットもした。
こういうのを1月病という。

翌日の仕事の準備とか、書き物とか、した。

年賀状、はがき買えてない。
原稿、まだある。

1/4(日)
仕事はじめ。
冬期講習は絶賛継続中。当然のフルコマ。
楽しかった。新年の挨拶もかわしーの。

でもなんだか体調がおかしい。寒い。
あと、すんげー筋肉痛。
完全にこれ昨日の長旅と運動のせいだわ。
知ってました。

1/5(月)
あ、これ、体調悪い。
知ってました。

昼、本社へ。
社内の英語講師と面談。
留学から帰ってから全然日本で英語使わないので危機感あって受講していたのだ。来期どうしようね、すでに余裕で合格ラインだよねって話。まぁ、そらそうだわなぁ。
自分でなんか企画して英語でリサーチや提言をするみたいなのにしようか。

午後、渋谷の方の会社へ出社。
明けましておめでとうございます。
が、打ち合わせしたい相手がいなかったので、ひとり作業。
あ、これ、体調悪い。
帰ることにした。

途中から寒気と関節痛がしたのね。
あ、これやばい、インフルだったら多方面に超迷惑かかるどうしようやばいれ
と思って慌てて阿佐ヶ谷のクリニックに行った。
めっちゃ混んでた。1時間ぐらい待った。
熱はかったら36度台。全然だった。あれ?
待ってる間にうたた寝。
起きたらちょっと楽なってた。
インフルエンザ、陰性。まぁ、熱なかったしね。
じゃあこれなんなんだ。
総合風邪薬だけもらって帰宅。
寝た。

1/6(火)
休みだけど会社の人とランチしながら面談。
来年度のことを色々話す。
やるぞぉ。

年賀はがきを買った。

あ、やっぱりこれ、体調悪い。
インフルじゃないのに。
吐き気と、胃腸の気持ち悪さ。
謎。
マツキヨで漢方を買う。
飲む。
家でなんかとりあえずしょうがとか健康に良さそう系の食材ありあわせであったかいもん食った
寝た。

1/7(水)
冬期講習、絶賛継続中。
記憶ない。
あ、やっぱりこれ、体調悪い。
早め、といっても21時半だが、に退勤して寝る。

ごめんなさいこれ年賀状書けないです。

1/8(木)
冬期講習。
よく覚えてない。
色んなものを飲んで体力は持たせた。
メールとかだけ済ませて、寝た。

1/9(金)
あ、回復気味。
出社。冬期講習。
外部機関の方と面談あり。
また色々考える材料をいただいた。悶々。
働いた。

1/10(土)
冬期講習。
働いた。

1/11(日)
冬期講習。
高校受験が近い。がんばれ。
また色々考える材料をいただいた。悶々。
冬期講習おわた…

Advent / 4本のろうそく

When I visited an exhibition of Venetian glass at a museum, I found an explanatory text which described “Advent,” a religious season and custom of Western Cristian. Advent, the term meaning “coming,” is a four-week period of expectant waiting and preparation for the celebration of the Nativity of Jesus at Christmas. During the four weeks of Advent, Western Christian families fire a candle on each Sunday until Christmas. When I wrote the explanatory, I suddenly saw a vision of a small family firing a candle. Parents and a girl smiling. Though I’m not a Christian, nor am I not belonging to any specific religion, I realized how religion supports people. Religion makes culture. Culture instills customs in people’s life. Customs make rhythms that supports their minds. Prayer as a custom, may purify you. It’s long time I’ve lost a rhythm to pray (for something).

ヴェネチアングラスの展示を見た。作品解説の板に「アドヴェント」というキリスト教の時節・習慣のことが記してあって、それを読んだ。クリスマス・イブまでの4週間、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間だということだ。毎週日曜日に、1本ずつろうそくを灯し、その数を増やしていく習慣があるらしい。

読んだ瞬間にビジョンが浮かんで、それは、今か今かと興奮してイブを待つ少女を中心に、一本目のろうそくに火を灯す、どこかの国の小さくつつましく敬虔な家族であったのだけど、あぁ、宗教が人を支えるというのは、こういうものだなと感じた。

身の回りの友人にも、神に仕えることや、祈ることを自身の道とする人も少なからずいる。一方、僕はとんと霊感もなく、特定単一の宗教に帰依しているわけでもなく、ただぼんやりと日本的小市民なりの俗っぽさと信心深さを併せ弄んでいるだけである。だけど、信心や霊感や実在はさておいて、態度としての宗教、または文化や習慣としての祈ること、には人を支える力があると確信している。アドヴェントの間、毎週1本ずつ灯されていくろうそくは、寒い冬、小さき人の心に、ひとひらの希望とひとすじの緊張感をもたらすに違いない。そういう”習慣”が根付いている宗教というものを、美しく思う。

これを書きながら一人の友のことを思い出した。1年半ほど前か、渋谷の沖縄料理屋で食事をしていた時に、「祈る時間がもっと必要だなと、最近思う」と彼が言っていたことを。好きではない女とセックスをした時に涅槃の心境に至ったとも言っていた。元気にしているだろうか。

レーモン・クノーの『文体練習』より その9 語順改変

斜め前方の、カップに、乗ると、マフラーを巻いた、月曜夜の、バルタン星人が、山手線に、気づいた。車内に、乗ってしまった。ほどよく混雑した、やせ型の、中年女性が、小柄な、男と、代々木駅で、カップルが、宇宙忍者だと、うとうとしながら、話しているのに、いじっている。壁広告の、指輪をした、中年男性が、女の、頭を、コツンと、ぶつけた。中野止まりの、マックコーヒーの、男は、降りて、夢中で、立っている。女は、スマートフォンを、口に当て、新宿駅に、降りると、フリースを着て、また乗り込んだ。

レーモン・クノーの『文体練習』より その8 予言

月曜日の夜8時過ぎ、君は渋谷駅から山手線に乗り込むことになるだろう。車内の混雑具合は中程度のはずだが、乗客の中に若い男女のカップルがいることに気づくと思う。男は170cm強のやせ形で、ピーコートにマフラーというあまり特徴のない冬の装いをしているはずだが、車内の壁広告にあるバルタン星人の姿を見て、「宇宙忍者だって」と言い出すはずだ。女は茶髪のボブヘアーで、手にはマックコーヒーのカップを持っていると思うが、君はその手に目を向けた時、左手薬指に輝く指輪の存在に気づくだろう。壁広告をきっかけにした世間話がひとしきり終わった後、二人はじゃれ合うようにして、頭をコツンとぶつけ合うに違いない。

さて君は、3駅先の新宿駅のホームに降り立つわけだが、そこで向かいのホームの女性の後ろに立つことになるだろう。黒い上着を着てずんぐりとした体型の中年女性なのだが、手元のスマホゲームに夢中になっているはずだ。君はその様子を彼女の肩越しから見つめるわけだが、観察に夢中になるあまり、中野止まりの中央線各駅電車に乗ってしまうに違いない。

レーモン・クノーの『文体練習』より その7 夢

 長く長く続く暗いトンネルのなか、まばらに掛かったカンテラだけが僅かに辺りを照らしている。どうやら私以外も大勢人がいるようだが、どんな顔で、どんな格好をしているのかほとんど検討がつかない。進むでもなく戻るでもなく静かに立ち尽くしている。ふいに後ろから声がしたので振り返ると、明かりの下に二人の若い男女がいて、何やらひそひそ声で話している。揃いのマフラーを巻いて身を寄せ合う二人は、この暗闇がどこまで続こうとも関係ないさという、ある種の楽観を備えているようだった。
 また別の夢。私は大きく開けた平地に立っている。どこからともなくラジオ放送が流れてくるが、何を言っているのか理解できない。10歩、20歩と歩みを進めると、一人の女性の背中にぶつかった。しかし彼女は何の反応も示さず、ただひたすらに手元の銀盤を指で叩いている。私はその行為の意味を推理し始めた。だが、その答えが出る前に、私の思考は寸断された。突如眼前に巨大な馬車が現れ、中から伸びた手に首根っこを掴まれて、そのまま連れ去られていってしまったのである。

レーモン・クノーの『文体練習』より その6 びっくり

いやぁ、おかしいのなんの!こないだの山手線の会話!なにがおかしいって?突然バルタン星人の話を始めたんだよ!後ろのカップルがさ!「宇宙忍者なんだって。知ってた」だと!は!知ってるさ、そんなことは!こちとら幼少期からVHSでウルトラマン全話視聴して育ったんだぜ!挙句の果てに、男の方が「宇宙海賊スペースコブラみたいだ」なんて言い出しやがってさ!女が「なにそれ?」って聞き返したのに男の方は「知らない。なんか先輩がこないだ言ってた」知らねぇで言ってやがんの!その後そいつらは仲よさげに頭をコツンて当て合うわけさ!ウルトラ頭突きってか!

それから新宿駅でホームに降りて、何を見たと思う?中年の女が夢中でスマホゲームを弄ってやがんの!指をクルクル回してさ!何やってるか分かったもんじゃない!おまけにその女の観察に気を取られた俺は、それが中野止まりと気付かず中央線各駅停車に乗ってしまったってわけ!降りてから次の電車を待つまでの退屈さと言ったら!

レーモン・クノーの『文体練習』より その5 遡行

「またやってしまったな。」そう思ったのは中野止まりの中央線各駅停車から降ろされた時だった。中央線在住の私がこのような初歩的なミスを犯したのは、電車に乗る直前、新宿駅のホームで、スマートフォンのゲームに一生懸命打ち込む中年女性に気を取られていたからだ。その前に乗っていた山手線では、ずんぐりむっくりのこれまた中年男性のうたた寝の様子をじっと観察していたわけだが、それというのも、車内で自分の背後に立っていた若いカップルのやり取りが印象的だったため、周囲の人間の所作観察に意識を向けるモードに入ってしまったからだ。二人は「バルタン聖人って宇宙忍者らしいよ。知ってた?」という会話を吊り広告を見ながらしていた。渋谷から山手線に乗り込んだ直後の会話だった。12月1日月曜日の夜のことである。

レーモン・クノーの『文体練習』より その4 隠喩を用いて

劇場の終わり、地上を回遊する緑色の巨大芋虫に収容されたオットセイの群れの中で、つがいのラッコが何やら貝を叩いているのに気づく。つがいの片方は低い音を、もう片方は高い音を響かせている。貝が割れて歓喜したのか、互いの物をカツンカツンカツンと3度ぶつけ合う。私はというと薄くクリーム色をした動物図鑑を開き彼らの生態を確認しようとしたのだが、ふと右前方を見やると、グレーの体毛をしたゴリラが芋虫の内壁沿いに佇んでいる。小柄だがずんぐりとした体型のそのゴリラは、目を瞑って何やら考えこんでいるようでもあり、眠っているようでもあり、賢者なのか愚者なのか検討がつかぬ。

芋虫が一時停止して脇腹を開いたので私はその隙に脱出し、小さな銀盤を一生懸命つついているキツツキを横目に、今度は黄色い腹をした芋虫に飛び込んだ。

Rush and… / 長距離走

December has another name “Shiwasu” in Japanese, which means seniors rush busily, because of year-end jobs. Though not yet senior, I’ve been also busy these days, even before December. Teaching, interviewing, writing, researching, analyzing etc. So I missed chances to write my personal blog. Also, I’ve missed opportunities to speak English after being back to Japan. So, to be honest, I haven’t had a strong motivation to write English blogs or essays, nor even found a topic to write. Just as one output in English writing, I submitted a research article to an academic journal in the field of psychology and occupational health. Just waiting their response and acceptance… Anyway, need to have a moderate and calm breath, even in busy days.

あっという間に12月、なんてこった。師走である。めっきりブログを書けていない。EssayやWorksはおろかここのDiaryも更新できていないというのだからお粗末である。貧乏暇なしと言うべきかチャンスをいただけて有り難いというべきか、忙しくも濃密な日々が続いている。塾講ライターリサーチャー企画編集研修屋ともう何屋か分からん感じである。追い込んだ甲斐あってか、どの方面もいくつかのアウトプットが出て、全体的にはスキルの底上げがなされた半年だとは思うが、このまま同じペースでやってても頭打ちだなという感覚を強めている。

というのも先日、予定よりずいぶんずいぶん遅れて(ごめんなさい)取材記事原稿を書いたのだが、これに書きあぐねた原因は結局日々のインプットと整理整頓不足にあるだろうと体感したからだ。付随して、ライター業以外の諸方面の仕事での不完全燃焼感とドタバタ感もこれに起因するなと気づいた。幸か不幸か中途半端な器用さと若さゆえの馬力で表面的にはやることやれてるように見えなくもないが、時間も体力も当然限りがある。このままではまずかろう。最近比較的安定しているが、僕はやはり情緒不安定クラスタなので、一度つまずくと全部崩れるので、危ない。単純に知識とスキルを増せばスピードが上がる余地はまだまだあるわけで、インプットとアウトプットの質が良くなれば仕事の仕方も役回りも変わってくるだろう。

チャラチャラ人に会って繋げたり毒にも薬にもなら情報発信なぞやっても意味がないのだ。結局自分自信の審美眼と表現力を養わなければ質の高い仕事なんてできないのだから、働きながらもちゃんと勉強を続けねばならぬ。

これはまずいなと思ったので、一日の中に強制的にでも読み書きの時間を入れねばならぬ。というわけでレーモン・クノーの『文体練習』。あと読書メーター。ええいこんなソーシャルツールなんぞと思ったが、なんでも使い様だ。

あ、そろそろ歳をとる。Worksのページを更新しよう、そうしよう。あと、こういうタイミングにかこつけてメルマガ再開しよう、そうしよう。

レーモン・クノーの『文体練習』より その3 控え目に

わたくしたちは電車で移動しておりました。
まだ若く、落ち着いているとは言い切れないふたりの男女が、壁の掲示物について会話を交わし、それから親密そうに頭をコツンと当てました。
左前方には、熟年の紳士がいくぶんお疲れの様子でまどろんでいるのが見えました。

新宿駅に降り立つと妙齢の淑女が携帯機器を真剣な眼差しで覗きこんでおりました。

レーモン・クノーの『文体練習』より その2 複式記述

12月1日の月の初めの夜、20時過ぎの晩の頃、ぼくは東京都内を渋谷駅からぐるりと一周周回して周る山手線の、公共乗合車両電車に乗り込んで乗車した。満員というほどでもないそこそこ中程度の混み具合の人の密度で、後ろの背後から声がした。「つかまってなさい」と呼びかける声かけだった。一組の男女カップルでアベックの2人が、電車の車内の壁側面広告アドバタイゼーションを見て、バルタン星人がスペース宇宙隠密忍者だという話題で話していた。夫の男は体重が平均より軽いやせ型で平均より少し背の高い長身だった。厚手ウールのダブル前で腰丈の外套ピーコートに毛糸で出来た首巻き防寒具マフラーをしていた。妻の女はブラウンの茶髪で丸みを帯びて重さのあるボブヘアーの髪型をしていた。手にはアメリカ発ファーストフードチェーン店マクドナルドのコーヒーカップ容器を持っていた。女はまぶたを下方に下げて目をつぶり、そしてまぶたを上方に上げてまた目を開けた。男は女に頭の前頭部を三度コツンコツンコツンとぶつけて当てた。渋谷駅から二駅の代々木駅で一度車外の外に出て、すぐまた車両に乗り込み乗車した。左斜め前方の男は、太っているとも痩せているともつかない中肉中背で、四角く尖った角刈りの髪型のヘアースタイルであった。灰色グレーのやわらかい起毛仕上げの繊維素材フリースを着て背中で荷物を運ぶリュックを背負っていた。口元をモゴモゴ上下左右に動かし、直立して立ったまま眠そうにまどろんでいた。

新宿駅に着いて電車の車両から降りて下車した。反対側向かいの発着場ホームで千葉県千葉市中央区の千葉駅から、東京都千代田区の御茶ノ水駅を経由して同都三鷹市の三鷹駅までを各駅停車で結ぶ中央・総武緩行線を待った。40代から50代と思われる若くも年老いてもいない中年の女がタッチパネルで操作しインターネットフルブラウジングが可能な多機能携帯電話スマートフォンを一生懸命真面目に覗きこんで見ている。戦闘バトルが継戦中のようだ。新宿から三鷹を結ぶターミナル駅のひとつ中野で止まる列車に乗ってしまい、途中で車外に降ろされてしまった。

レーモン・クノーの『文体練習』より その1 メモ

山手線の車内、月曜の夜。中程度の混雑度合い。「つかまってなさい」という声。男女が一組。「バルタン星人だ」と女は言う。「宇宙忍者なんだって。知ってた?」男は言う。男はやせ型でやや背が高い。ピーコートにマフラー。女は茶髪のボブヘアー。手にマクドナルドのコーヒーカップ。女が目をつぶる。目を開ける。男が頭を三度当てる。代々木駅で一度外にでる。すぐまた乗り込む。左斜め前方に男。中肉中背の角刈り。グレーのフリースにリュック。口元をモゴモゴさせ、立ったまままどろむ。

新宿駅に着く。向かいのホームで中央線各駅停車を待つ。中年の女がスマートフォンを一生懸命覗きこんでいる。戦闘中。中野止まりの列車に乗ってしまい、途中で降ろされる。

Laugh it out / へらへらとはたらきたい

If you divide the whole system into tiny, tiny pieces, limit the target, it may be easy to run the race. But sometimes what you took away from your scope returns to you from an unexpected side. To see the forest, and make it sustainable as a whole, sometimes “working hard” may be a bad tactic. How difficult to be sincere to your mission and laugh it out at the same time.

現状維持は後退だ、とも言いまして、やはりある程度の張りを持った前進運動というのは必要なわけですが、結果の大小によらずがんばることそれ自体が美徳となったり、それが他者への静かな圧力に転化したり、果ては機能不全を個人に帰責したりようになればそれは本末転倒なわけです。

ため息飲み込む人が一人でも減るように働くのだ。仕事は楽するためにやるもんだ。自分がいなくなっても良いところまで持ってくのが仕事だ。

課題を限定して単線レールを敷けば、走って結果が出るゲームになるのだけど、視界から切り捨てたものの思わぬ逆襲を後から受けることになるのだよ。走りながらやわらかくあるということはいかに難しいか。

そういうわけでなるべくいつでもヘラヘラとはたらきたいとおもっている。

Take a breath under typhoon/ 一週間のあれこれ

Typhoon directly hits Tokyo today, and I stay in safe at home, cos Monday is off for my shift roster. Meetings for individual jobs has been switched to Skype. For me, this summer was rather like a typhoon, especially from August to September. And now, take one breath at last. Working as a teacher/researcher/writer, I realize again, what is important is to design a new context while understanding a complex network within which I and others interact. So I need to keep moderate tempo, not too fast, not too slow.

9/29(月)
日中は会社の全体研修であった。上期の取り組みと実績を発表して他拠点と優勝を競う的な。

結果はというと、優勝はできなかった。4位。悔しい。

演出含め、場は完全に持って行ったんだけど、勝てる評価に結びつく伝え方で落ち度。ぐう。

地域へのアプローチやご家庭とのコミュニケーションなど、他拠点から学ぶことが大いにあった。下期で。

夜、渋谷ヒカリエでmy Japan “Creative Summer Camp”の結果発表会見学へ。取材兼ねて。CMってな難しいね。良いものを良いと思ってそのまま伝えても他人にはほとんど刺さらない。

小布施に移住した友達とばったり会場で再会。今回の長野市のアテンドもしていたと、主催の人から聞いていたけど、当日来ているとは思わなんだ。嬉しかったなぁ。

9/30(火)

論文ひと通り書けた。ペン大ダックワース教授が提唱したGrit(https://sites.sas.upenn.edu/duckworth 日本語では「やりぬく力」とか訳される)とパーソナリティや仕事のパフォーマンスの関係を日本人対象に分析した研究。まだ粗いので細かいところ色々整えねば…

向こうの請求額ミス支払額が足りなかった大学院の学費、例のごとくまったく詳細説明なく支払いスケジュールを知らせてきた。散々送った質問や確認メールの返信も遅いし答えないし。もう慣れたが。

留学資金含め各種支払はスケジュールと額を工夫してるし、兼業分のお仕事増やしてどうにか月々のキャッシュフローは回るようになった。が、フリーの請負業だとそろそろ使える時間に限界あるし、自分がうまくチームとお金作ればもっと色々出来るのになというもどかしさもある。

別に贅沢もせんでええし幸せという何やらにも興味はないので、誰かとor誰かのために何かをしたいって時にすぐ動かせるだけの資源が欲しい。つくる。

半年以内には個人の仕事やお金の取ってき方はギアチェンジしてかなならんし、1〜2年以内には、何かしらの業態で自分の看板は立てんとなと思っている。今一緒に仕事している人たちとても好きなので、雇用・労働形態が変わっても、いやむしろより気持ちよくコラボできるように、立ち位置変えていきたい。

はたらけどはたらけどなんとやら

と、思ったら来月再来月追加のお仕事をもらった。助かる。

現代の家内制手工業。

10/1(水)
全体研修明けてのスタッフ全員集合。

気持ち、折れてない。むしろ、うにゅー、発奮。
次は勝つ。

おいしいものを食べたい。
カツオを食べに、ほんの少しだけ北上したい。
いや、そんなことよりはやくお祝いに行きたい。とどのつまり小名浜に行きたい。

10/2(木)
朝、論文の続き

統計処理からテーブルづくり、出来なくはないんだが明らかにムダな作業してるだろー自分って感覚あるときにガチ統計クラスタに聞くとパパっと鮮やかな手順を教えてくれるもんだから頼りになる。時たま「こっち側においで」と言われる。行かない。

とはいえだいぶRとは仲良くなった。

ほんとは夏目漱石とかよしもとばななを愛する文系青年のはずなんだけど、最近なぜだか数字ぶん回して味気ないセンテンス書いてる。

出社、退社、からの、出社

上司と面談。自分の性格や考えをよく理解して色々挑戦させてくれるからありがたい。やりたいことや感じた違和感はひとつひとつ仕事で形に変えていくのだ。

授業。褒めたり、一緒に遊んだり、ちょっと叱ったり。

10/3(金)
よう働いた。

「どもりはあともどりではない、前進だ」(武満徹)って、子どもたちに教えてあげたい。
言葉と伝え方を変えて、伝えたい。

楽しそうにしゃべって帰ってくれたな、今日。

10/4(土)
朝と昼休みに論文の手直しをした。あとちょっと。

出社。

色んな事情、色んな人生、ある。

やれることやるしかないが、やるせない。

阿佐ヶ谷で夜。美味しいと評判の餃子屋「豚八戒」は今日も満席だった。
入ったお店に日高見があったんで呑んだ。

何やってるのか一言では説明しづらいし、そろそろ、「お仕事リスト」をまとめてウェブに上げたほうが良さげ。

10/5(日)
雨の日は、街のテンポが遅くなるから、ちょっとだけさみしい、ちょっとだけやさしい。
ここのところ論文読んでばかりだったので、通勤電車で久しぶりによしもとばななを開いた。
仕事前にテンション下がる。これあかんやつや。

色々ある。
色々あるが、子どもたちの笑顔と優しさに癒やされた。
授業について。迷ったなら基本に立ち返る。目標と手立てを具体的に絞る。仮説を持って色々様子を見てみる。と、端緒が見えてくる。

いつの間にかすっかり、「先生」、やってるなぁ。笑える。

台風近づいてるのでササッと定時退社。明日は休校。

家に帰って論文の直しを上げた。あとは校正にかけて本提出。

iPadのにゃんこ大戦争とFF Record Keeperをだらだらとやった。

Summer is closing / おそろしいこと

While the rest of cicadas crying and buring their life, bell crickets already began singing at night. Gusty rain on Monday cooled down the temperature, saying “Here’s September.” And I got a little (just a little) cold. Without noticing, I had passed by August, and now take a breath, worrying about other things to do. It was a good summer. With my colleagues and kids coming to our class, I ran through the days. That indeed developed my competency, and hopefully, those kids may have made progresses.

Sometimes I feel awful, finding that I’m trapped by too linear, busy, and rosy ways of thinking.

口が上手くなっていくことにだけは本当に本当に本当に気をつけなきゃならないよ。