株式会社閒(代表取締役: 鈴木悠平)が行う事業報告や会社づくりのプロセス、閒に集う人たちの語り・営みをご紹介する、「閒の日々 睦月号」をお届けします−−。
▼これからの閒を考える
一月の月例会は「閒の今とこれからを考える」をテーマに、みんなが何を求めているのか、閒でやってみたいことは何か、ダイアログを通して眺めてみる機会となりました。
毎回、同じメンバーが集うわけではないので、お久しぶりな方からも、ぜひやってみたいと思う取り組みが提案されました。
「気になる人の本棚をのぞく企画」「自身の当事者経験(クレプトマニア)について、当事者会や自助グループではない場所で対話してみたい」「図書館の機能や役割を学び、アーカイブすることについて考える」など、各々の経験や気になることから、たくさんの企画が今後も生まれてゆきそうな予感です。
この月報を書いている私は、いろんな人の本棚(棚にのっていなくてもOK)をのぞいて、いろいろお話を聞いてみたいなと目論んでいます。もしも、これを読んでいる方で、本棚をのぞいてほしいという方がいれば、ぜひお声がけください。自薦他薦は問いません。
▼デボラ・ヘルマン『差別はいつ悪質になるのか』読書会&レポート
12月・1月と2回に分けて行ったデボラ・ヘルマン『差別はいつ悪質になるのか』読書会。閒の研究員である石田柊さんが、書籍に書かれたヘルマンの主張と、読書会での対話で挙げられた事例や意見をもとに、記事を書いてくださいました。
「差別をなぜ理論的に考えるのか」
https://awai.jp.net/blog/lab-shuishida-discrimination1
「差別はなぜ悪いのか?その悪さは差別に特有か?」
https://awai.jp.net/blog/lab-shuishida-discrimination2
▼「動く障害者(仮)」連載スタートのお知らせ
車を買って変化したくらげさんの日常を取り上げた企画を2月にスタートします。
車を買うこと、おとなになること、愛する人を運ぶことなどといった視点から出版も見据えて記事が執筆されていく予定ですので、是非、お楽しみに。
[ くらげさんからのコメント ]
閒の皆様、こんにちは。聴覚障害と発達障害(ADHD)の当事者で、会社員をやりつつ物書きをしているくらげと申します。
この度、閒で「動く障害者(仮)」というエッセイを連載することになりました。
障害者のイメージは「動かない・動けない」というイメージが強いと思うのですが、車を購入し「動く障害者」になった私が、運転を通して見えてきた「障害」や「世の中」のことついてつらつらと綴っていく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
閒では、Slackというコミュニケーションツールを使用して、コミュニティ活動を行っています。今年も、少しずつ様々な活動が醸成されていく予定です。気になる方は、コンタクトフォームからお問い合わせください。
▼2月の閒、イベントカレンダー
2月26日(金)21:00-22:30
ふたりのふむふむ#3 YORIKO×鈴木悠平
https://awai.jp.net/blog/fumufumu-03
2月28日(日)17:00-18:30
青山拓央『幸福はなぜ哲学の問題になるのか』読書会