以下の書籍・概要で読書会を開きます。ご興味のある方はご連絡ください。
「差別はいけないよね」ということを私たちは日常的に言うわけですが、「差別」という言葉が何を指していて、それはなにがどのように問題なのか、ということを、理論的にちゃんと考えてみましょうという本です。
私たちは人々の間にある特徴──人種、性別、容姿、能力、年齢その他の特性──に基づいて区別を付けるが、この区別が「悪質な差別」になるのはなぜか。人を貶価する行為に悪質な差別の不当さがある。その悪質さの根拠を本書は問い、差別の一般理論を展開する。私たちは「差別」という言葉によって本当のところ何を理解しているのか、その行為の何を問題にして道徳的に評価しているのか、そしてその評価の根拠は何か。哲学的差別論の必読書。
※一冊まるごと扱うのはなかなか大変なので、今回は、具体的な例も多くとっつきやすい、4・5・6章を扱うことにします。
日時:
12月13日(日) 17:00-18:30頃(盛り上がったら19:00まで延長)
参加方法:
オンラインビデオ通話ツールの「Zoom」を使って実施します。
参加希望の方は、以下のコンタクトフォームにご連絡ください。
参加方法:
・本を読み終わっていても読み終わっていなくてもOK、まったく読んでいなくても参加可
・ただし、発言量の平等性を最優先に置きません。主催者の鈴木悠平が適宜話を振りつつ、銘々に言いたいことを言うスタイル。話が広がったり飛んだりしながら、まとめすぎず、という感じです。
・Zoomは顔出しでもビデオOFFでもどちらでもOK
・口頭発生でもチャット発言でも両方でもどちらでもOK
・聴いてるだけでもOK
事前準備:
・本を読んで(読めなくても良い)なんとなく考えておく。
※今回は、具体的な例も多くとっつきやすい、4・5・6章を扱うことにしますので、これらの章を優先して読んでください。
・事前に自分の考えや問いをまとめる意味合いでテキストを書いておくのも可(書かなくても良い)
・書いてくれたものの事前共有も大歓迎です。
アクセシビリティについて:
参加にあたって、上記以外でニーズやお困りごと・ご不安な点があれば問い合わせフォームにご記載ください。ご相談内容に応じて、可能な範囲の環境整備を試みます。
例: UDトークでの文字起こしなど