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大晦日with新人類、わたしパパ新人

December 31, 2017 Yuhei Suzuki
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大晦日、ツマの実家にお邪魔して生まれたばかりのわが子も一緒に過ごしている。

子どもが生まれる前は、「女の子生まれたら絶対溺愛するタイプだ」とさんざっぱら周囲の友人たちに言われていたもので、「いやいやそんなことないわ、すげー淡々と子育てするわ」って反論してたものだが、これがまた、ムスメ、かわいいw

一応、年内急ぎの仕事は納めるには納めたのだが、溜まっている書きものとか、来年の準備とか、色々やるべきことはあるなと思い、PCやら本やら持ち込んでツマ実家にお邪魔したのだが。

子どもを抱いていると、あらゆるその他業務のやる気がなくなっていくし、3時間おきに授乳をせねばならんし、沐浴やらおむつ替えやら色々あるし、甘かった。

いやでもかわいいんですよほんと、赤子という存在。おくるみにおくるまれているフォルムがなんかこうすごい可愛いんですってば。

それはさておき、赤子と向き合っていると自分の身体の固さというか、あらゆるフォームに生来の身体のぎこちなさ・不器用さがもろに出てくるので、やや凹むところではあるw

おむつ替えや授乳、抱っこはともかく、沐浴が鬼門。

退院初日は何もかも「はじめて」だったから沐浴デビューだのなんだのいってちょっと嬉しい気分になっておったが、そのクオリティは当然、かーちゃんやばあばに及ぶべくもなく、「もう少しがんばりましょう」のハンコをポンポン押されるような気分である。

両親学級で申し訳程度に人形でシミュレーションをやったわけだが、相手は生身の赤ん坊なので、ちんたらやっているとのぼせてしまう。

制限時間5分。 赤子を沈めないように片手で頭を支えながら、ガーゼで身体をくるみ、もう片方の手で、顔、頭、手、身体、足、背中…と手際よく洗ってやらねばならない。

赤子の身体というのは正直で、大人の側の緊張やこわばりがきっとそのまま伝わるのだろう。ツマが沐浴させる時はおとなしいのに、僕がやると泣き出す、みたいなことが起こる(手の位置とかyoutube動画で検索しておさらいしましたよ思わず涙)。

赤子は、自分ひとりでは生きていけない脆弱な存在ではあるが、しかしすでに人間としての基本的な骨と肉は備わっているわけで(首はすわってないけど)、乱暴に扱ってはならないがあまり恐る恐る関わるものでもないのかもしれない。

すでに自分で呼吸して生きているわけだ。マネキン人形とは違う。虫の居所が良いとか悪いとか、毎回違うコンディションなわけで、僕がシミュレーション通りにやるかどうか、できているかどうかは問題ではなく、この子にとって心地よいかということが重要なのである。当たり前のことだし、それは対赤子に限った話でもないけれど、ムスメの一挙一投足を見るにつけ、思い知らされる。

言葉は交わせないものの、すでにコミュニケーションは始まっているなぁ、と。

まぁ、まだ基礎フォームもなってない新米パパなので、つべこべ言わずに経験あるのみ、なんだけど。

身体の使い方が悪いのか、すでに肩こり気味である… 皆さま良いお年を。

In essay Tags male-hus-dad-parent-andme
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