[日記] サンマとトンカツ 2025/09/09

2025年9月9日(火) 気温:25℃〜32℃ 天気:曇り


ちょっと秋らしい気候になってきつつある。

子どもの保育園、夏はプール遊びがあるのだが、気温が高すぎると熱中症アラートが出てNGになってしまい、8月はもうほとんどプール遊びできた日がなかったんじゃないかなという1ヶ月だった。

8月の終わりから9月にかけてようやく気温が下がり出して、今週は月・火と2日続けてプール遊びできたみたいで、よかったなと思う。

ムスコを園に送ってからそのまま駅に向かって本郷三丁目まで移動、終日、出版社さんの会議室を抑えてもらって原稿を書き続けた。この日はちょっと珍しく、かなり捗った。出版社さんに「出社」して原稿書かせてもらう日は、だいたい10時ぐらいに到着し、午前中2時間過ごして、お昼になったら編集さんが声をかけてくれるので一緒にお昼ごはん食べにいって、戻ってきてから夕方4時半ぐらいまでがんばり、電車に乗って帰る、という感じなのだけど、1時間ぐらいうんうん悩んで全然筆が進まないみたいな日も珍しくない。この日は午前も午後もずっと手が動いて、ほとんど休みなくカタカタ書き進めることができた。

お昼どきに編集さんがドアをノックして入ってきたとき、開口一番「今日ははかどりました!」と言った。ランチは近くの和食屋で、編集さんはサンマ定食にしたのだが、勢いづいている僕は「こんな日は肉だ!」と思ってトンカツ定食をいただいた。

文章や本に限らず、何らかの仕事のアウトプット、世に出て公開されるものがあったとき、それは氷山の一角というか、水面に出ている一部分に過ぎなくて、その下には膨大な、表に出ないもの、出せないもの、出さない方がいいもの、あるいはそういった取捨選択以前の数多の経験や材料があり、それらも含めて、書くために必要な蓄積というか、芸の肥やしというか、そう思ってやっていくしかないですね。