朝目覚めると、寝室のカーテンを開けて、ガラス越しに朝顔の様子を見る。土が乾きそうだったら、じょうろで水をやる。
暦の上で夏になった翌日に蒔いた種は、8日後に半分が発芽した。くるっと丸まっている芽の先がくすぐったいほど愛おしいと眺めていたのも一瞬で、翌日から次々と双葉になり、葉を空に向かっていっぱいに広げている。加えて1つ2つと芽が増えていき、最終的に蒔いた6つの種のうち5つが発芽した。
写真を、種をくれたサンタに送ると、「ここからの成長、早いですよー」と返ってくる。
6月に入ると東京は梅雨入りをし、水やりの不要な日々が続く。台風も発生。2度目は双子台風だったけれど、いずれも大した影響はなかった。
毎週開かれることばの学校に参加して課題に取り組み、大学の課題や府中刑務所アート展の準備に忙しくしていたら、月半ばにはいつの間にか朝顔は本葉になっていた。
夏至を超え、丈こそまだ低いものの、葉が茂ってきている。
先日、数年以来の友人であるお姉さまのご自宅に伺った。持ち家で、庭には同じように朝顔と、数年前に植えたあじさいなどが並んでいる。
「もえさん、うちの庭を使って何か育てない?」とお姉さまがいう。わたしの家からは自転車で15分ほどの距離で、実現可能性を探ってみたけれど、たとえ週に1回でも通い続けるのは、体調に波のあるわたしにはちょっとハードルが高そうだ。でもとてもうれしありがたしご提案。今のわたしには庭先で朝顔を育てるくらいが性に合っているけれど、またいつか野菜を育てたい。
