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寒い日も、雨の日も、あなたを「ようこそ!」と歓待したい

November 23, 2019 Yuhei Suzuki
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僕は雨の日は、けっこう好きなんだけど、しかし昨日今日の寒さは堪えたね。みなさんお元気ですか。いや元気じゃなくてもいいんです。ご自愛ください。

雨の日や寒い日はただでさえ外出が億劫になるもので、なおかつ、着込んだり傘開いたり閉じたり、いつもと違う動作、違う空間づかいを要求されるので、個々人の行動の変化が総体として、街全体の緩慢さ、どんよりさ、窮屈さなどなどを醸し出す。

(そういえば同僚がこんなことをつぶやいていた笑)

寒い日とか雨の日のときの、ダメージが大きい人、というのも実はけっこういる。

病気や障害がある人は、身体が思うように動かなくなったり抑うつ症状が出やすくなったり、駅が混むことで車いす等での移動がより困難になったりと、外出のハードルが更にグンと高くなる。

それから、病気や障害とまでいかなくとも、「低気圧で頭痛が起こりやすい」という人は、かなーりいるんじゃないだろうか。

イベントや勉強会を企画・主催する機会が多い人、飲食店などを経営する人、福祉サービスに従事する人などは、経験としても統計としても、「雨の日は来る人数が減る」ということは知っている。
(そしてもちろん、赤字ばっかりじゃ続けられないので、主催者側は、天候も織り込んで参加者数の見込みを立てたり修正したり、全体で吸収したり、事前決済にしたり、あれやこれや工夫はする)。

まぁ、中には「雨降ったしめんどくさいからいいや」と思ってドタキャンする人もいるんだろうし、連絡ない人とかもいるので、そういうのはやめてほしいなー…と、思いつつ、究極のところ、その日に来る/来ない(あるいは来られない)理由はわからないわけです。

行きたいんだけど、どうしても身体が動かなくて行けない、という人も中にはいるわけで。

「すっごく楽しみにしてたのに、身体の調子が悪くて…」と、当日申し訳無さそうに連絡をくださったり、申し込み時点で「ぜひ行きたいんですけど、体調の波が大きくて…」と事前に相談をしてくださる方とやり取りするにつけ、あぁこの人たちは、これまでも歯がゆい思いをしてきたんだろうな、と想像します。

結局のところお天道様にはかなわないし、私たち一人ひとりの「からだ」だって、思ったときに思う通りに動いてくれるとは限らない。

「場」を開く側としてできることは限られていますが…オンライン参加や資料のデータ共有など、会場に来られなくても参加できる代替手段を可能な用意しつつ、会場にたどり着いた人には、「ようこそ!よく来てくれたね!」と、とにかく全力で歓待したい。

いつもそう思います。

最後にひとつお知らせを…

来週、こんなイベントをやります。

11/27(水) LITALICO研究所OPEN LAB#5: 「からだ」はどこまで拡がるか - 未来のコミュニケーションを創造する

「LITALICO研究所 OPEN LAB」は、社会的マイノリティに関する「知」の共有と深化を目的とした、未来構想プログラムです。

7月から毎月1回、シリーズ講義でやっており、今回が5回目、テクノロジーによる身体の拡張がテーマです。

障害や病気のある当事者の方、経済的に困難な方や遠方におられる方も含め、あらゆる人にオープンな知のコミュニティとなるよう、以下のような情報保障や合理的配慮を、すべての講義において実施しています。

  ・講演会場での合理的配慮(ライブ文字起こしや休憩スペースの確保)
  ・経済的に困難な方へのスカラーシップ制度(各回公募・選抜)
  ・オンライン受講制度(通年受講チケットにて提供)
  ・レポート記事・レポート動画の無料公開(順次制作・公開)
  ・レポート記事の英文翻訳(順次制作・公開)

水曜日の天気がどうなるかわかりませんが、会場参加・オンライン受講ともに可能です。

クラウドファンディングでの先行予約・サポーター枠と別に、各回
Peatixでの一般チケット販売もしており、そちらはまだ少し空きがあるので、よかったらお越しくださいませ。会場でもオンラインでも、あなたのご参加嬉しいです。

In essay Tags narrative, menherasan-no-sustainability
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