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仕組みと信頼の話

July 12, 2018 Yuhei Suzuki

「仕組み」とか「ルール」というのは、それ自体が目的だったり偉かったりするのではなくて、チームで同じ目標に向かって最大限に力を発揮するために、継続反復的な業務の効率を上げたり、その分生まれた余剰時間・エネルギーをよりクリエイティブな仕事に向けたりするところにその意義がある。

もちろん、仕事をしていると、状況は刻一刻と変わっていくし、やっていくなかで新しい論点が見つかったり、前提条件が変わったりすることも珍しくない。また、仕組みやルール自体が至上命題になって硬直化することも望ましくない。

とはいえ、一度チームで「決めた」ことに対しては、まず全員がその型でやり切る、ということは最低限の礼儀であり責任であり、信頼である、と思う。

それが永久不変のものではないにしても、その時運用している仕組みやルールは、今現在の見通しから、これは揃えて運用していくのが重要だよね、効率的だよねという判断のもとつくったものだから、一定の耐用性・妥当性はあって然るべきであるし、その意義を検証するためにも、しばらくの時間はきちんと決めた通りに、全員が運用しないと話にならない。

「現状の仕組みでは、○○な点に対応できないのでは?」といったイシュー提起は誰もがすれば良いし、その結果より仕組みが洗練されていくと良い。ただ、イシュー提起がされた後には、再度検討して、ちゃんと意思決定をしてからフォーマットを変える必要があって、合意を取らないままに個人で勝手に運用を変えるみたいなのをごっちゃにするとみんなが困ったことになる(バラバラな入力をする、やると決めたことをやらない)。

本質的には、より良い方法で目的に向かって進むことができればそれでいいのだけど、方法そのものを疑う・柔軟に議論するみたいなものと、決めたことをちゃんとやり切る、みたいなものを、ふわっとぐにゃっとごっちゃにすると、よくない。とてもよくない。これは信頼の問題だから。

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