昨夜の帰り道に知り合いとバス停でばったり。
「いつもは電車なんですけど、たまにバスでゆっくり帰るんです。クールダウンタイム。至福のひととき」
僕はいつも通り電車で帰るつもりで道を歩いていただけだったので彼女とはそこでお別れしたけど、ほんとに至福のひとときなんだろうなぁという、によっとした表情が印象的だった。
最近、行きか帰りの時間に余裕があるときに、ひと駅分歩くということをしている。「毎日違う道を通って帰る」って言う人もいた。
日常のルーチンに自分がノイズをもたらす感覚の楽しさだったり、帰り道、バスや徒歩で少しばかりひとりの時間を取れる安心感だったり。
デジタルデトックスっつって頑張って連休をとって山奥にリトリートするのももちろん良いのだけど、都会の勤労人、そうそうしょっちゅうやれるもんではないから、日常のなかにこういった余白を作っておけると良いかもね。
仕事は仕事で、みなさんそれぞれやるべきことや色んなお付き合いを踏ん張っているわけで、かといってそれ以外の時間もわたくしたち気づけばソーシャルメディアに包囲されたりしてますから、ほっといてもらえるというか、そもそも私以外誰もいない、みたいなひきこもりタイム&スペースis貴重。