ムスメ(4歳)がヘアサロンを開業した。毎晩風呂上がりの脱衣場で、踏み台やらタオルやらクシやらを並べて営業している。数日前から、ツマと、ムスメのお友達(メルちゃんとかリカちゃんとか、お風呂一緒に入れるタイプの人形)が順番にサービスを受けているのを見ていたが、昨晩ついに僕も利用させてもらった。通常は、お風呂に入り終わった人限定らしく、僕はそのときまだ仕事をしていて風呂に入っていなかったのだが、今日は特別サービスで利用OKだそうです。ブラシで髪をとかしてもらったあと、ブラシの柄とか日焼け止めクリームの容器とかをつかって頭をとんとんとヘッドスパしてもらい、なかなか気持ちよかった。オプションでマッサージもあるらしい。別の日に料金体系の説明を受けたツマからその内容を教えてもらったのだが、34歳はまだ若いので1円、60歳ぐらいだと高くなるらしい。激安じゃん、ラッキー。ちなみに、オプションのマッサージをつけると1円→100円だか1000円だか(うろ覚え)に上がるとのこと。提供する価値を増やす上で仕事量が植えるのだからそれは価格に反映されるのは道理であるな、上がり幅大きいけど。
おぎゃあと生まれた赤子が乳児・幼児と発達していき、その過程でいつの間にか、社会の仕組みというか物事の動き方というか、そういうものを、大枠外さないレベルでいつの間にかざっくりと「理解」しているのを知る/見るのは面白い。
8月も終わりだ。ムスメを送る登園路で毎朝横目に入れていた住宅建設工事も着々と進み、外周を覆うシートが外されて、ほとんど外観が出来上がった状態の「家」が姿を現した(これが全体行程のどのぐらいなのかはわからん。内装はまだこれからではないだろうか、たぶん)。屋上でたなびいていた「こいのぼりみたいなやつ」(たぶん風向きを知るためのもの、緑と白のストライプ)が外されていることをムスメが指摘する。毎朝通るたびにムスメとその「こいのぼり」の話をしていたのだが、外装工事が終わって必要なくなったのだろうか。8月ももう終わりだ。5月はいつのことだろう。