オット「なんか今日、朝にApple Musicで流れてた90年代J-POPプレイリストのせいで、ずっと脳内に『部屋とYシャツと私』が流れてたわ。あれって元祖メンヘラソングだよね。超怖い」
ツマ「メンヘラってレベルじゃないよね、浮気したら毒盛って殺そうとするもんね」
オット「メンヘラってかヤンデレか。歌詞がやべーもんこれ。」
オット「毎日Yシャツにアイロンをかけるって、あれだな、高度経済成長的な、旦那は企業戦士として働いて奥さんは専業主婦的な」
ツマ「そう、だから"時々服を買ってね"なわけですね。"愛するあなたのためきれいでいさせて"という屁理屈をセットにして。絶対こいつヘソクリいっぱい貯めてるぜ」
オット「でもこれ92年の曲なんだな。もうバブルも崩壊して、我々が5歳か6歳か、年長さんぐらいの歳の曲。テレビで曲聞いたのは覚えてるけど、全然当時の記憶無いわ」
ツマ「いま50ぐらいの人がちょうど働き盛りだった時代だね」
オット「オリコンランキングは年間17位、最高でも週間4位だって」
ツマ「そんなめちゃくちゃ売れたわけじゃないんだね」
オット「国民的大ヒットってほどではなくて、当時刺さった世代とそうじゃない世代にもう分かれ始めてたのかね。現代で『部屋とYシャツとわたし』に当たるようなヤンデレソングつくるとしたらどういうシチュエーションだろ」
ツマ「なんだろね。部屋とパソコンと私？」
オット「そもそも部屋に篭もるかって話でもあって、部屋に変わるハコってのが思いつかん。なんだろ、iPhoneとLINEと私？ハードとアプリ。」
ツマ「なに、LINEの履歴とかめっちゃ見たりするわけ」
オット「そう、だから毒入りスープ前の警告が『チャットの履歴には気をつけて』みたいな感じで。他の女とのログは全部消しとけよみたいな」
ツマ「怖いねぇ」
オット「ヤンデレソングだからさ。まぁでもあれです、ワタクシのお給料一人分ではとても養えないんで専業主婦はちょっと…」
ツマ「いや別に養ってもらおうとしてないので大丈夫です。こないだ貸したお金返してね」
オット「はい」
#5 「ツマと、ワイシャツとわたし: 元祖ヤンデレソングの歌詞が怖すぎ」2017/06/11
本日の夕げ
・ピーマンの肉詰め
・小松菜とエリンギのバター醤油炒め
・ブロッコリーとプチトマト
・わかめスープ
上がオット作、下がツマ作。
ピーマンの肉詰めみたいにオブジェクトがハッキリしているやつはオットもちょっとまだ頑張れる感じがする。
記事のカバー画像は夫婦で働くLITALICOの人気アプリ「えこみゅ」から。
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