[日記] 十年一日のごとく 2026年2月23日〜3月1日

2/23(月)

祝日。

ムスコのリクエストでみんなで高尾山に行くことにした。近所の山、高尾山。

高尾駅まで歩いて京王で高尾山口まで1駅乗るか、家から車で行くか(なんなら徒歩でもいける)どうしようかってなって、車にしたんだが、三連休の最終日だけあっていつもより観光客が多いようで、高尾山口周辺の駐車場は軒並み満車、で、急遽氷川神社の敷地が臨時駐車場として使用されていて、そこに空きがあったので停められたのだが、駐車料金は一律2000円と、なんとも景気のいい値付けだった。需要と供給、市場経済、儲けられるときに儲けてください、みなさん。臨時の誘導員さんが2人だけいてせっせと案内していた。2000円はその誘導員さんに現金で手渡し形式。

ケーブルカーで山を登り、とりあえず昼食。ビアマウントがいつもの食べ飲み放題じゃなくてランチメニューで営業してたのでそこで。八王子ラーメン、うどん、カツカレーを4人で分けて食べる。

ムスメは、ケーブルカー降りてすぐのそば処で売ってるディッピンドッツアイスクリームを一番の楽しみにしていたのだが、この日は売ってなかった。ざんねん。

昼食後、すぐ近くのさる園に寄る。

六代目ボスが決まったらしい。ネッシンさん。

五代目ボスがなんというかすごい偉大な存在だったみたいで、なかなか六代目が決まらなかったとかなんとか。

以下さる園のWebサイトより

”五代目は、名前「ネッシン」 在位は平成15年~令和7年、優れた行動力で仲間からも絶大な信頼を得るボス猿。また、子猿たちの子守りをするなどの優しさや、面倒見の良さにも定評がある。在位22年と歴代の中でも最長のボス歴となった。非常に多くの方から愛されたボスザル。

六代目は、名前「トロロ」 在位は令和7年~現在、優れた体力と行動力を持ち仲間を導くことのできるボスザル。女の子への毛繕いを欠かすことなく、より仲間に認められるようなボスになるため修行中。”
(高尾山 さる園・野草園Webサイト ホーム > さる園 > 歴代のボス猿)

帰りのケーブルカーに乗って動き出す直前にムスコは寝落ち。
ケーブルカー大好きボーイ、前回も帰りに寝落ちしてた。

下に着いた時点でまだ15時とかだったんだけど、早めの晩御飯でもいいかってことで、そのまま駅前の極楽湯。

居眠りボーイどうしようかなと思ったけど、入場して風呂場に向かう途中で目覚めた。

ムスコ、水風呂の存在に気づき、これなあにと聞いてきた。どうしても入りたいということで、足から下半身ぐらいまで試させてみたが、つめたーい!ってなってすぐ出た。

中の定食屋で座敷席をとり、女子チームが来るのを待ってから注文し、ゆっくりのんびり食べる。それでも夕食としてはずいぶん早い時間で、食べ終わって温泉出て車乗る頃も、まだ18時なるかどうかぐらいだったか。

定食屋のテレビではNHKが流れていて、「神ゲー創造主エボリューション」というインディーゲームのコンテストの特別番組をやっていた。ムスメがずいぶん興味をもったようで、途中で終わって相撲に切り替わってから「続きみたいー」ってぶーぶー言ってた。
(審査員の一人がLIVEALIVEの時田さんだった!)


ミシェル・ド・セルトー著、山田登世子訳『日常的実践のポイエティーク』(原題:”L’invention du quotidien. 1: Arts de faire”) 「はじめに」と「概説」を読む。


2/24(火)

久しぶりに中目黒へ。
午前、GTタワー下のスタバで作業と会議1件

前職LITALICOの友人と合流。
在職中によく行っていた、リズミカルに寿司を握る大将がいる寿司屋でランチ。
裏手の公園ところのONIBUS COFFEEでコーヒー飲みながら話の続き。

お互いの近況よもやま、そこからAIと障害の話。この領域と事業におけるAIの導入、活用レイヤーの腑分け、実務的な話から倫理的な論点、ざっくりとした未来シナリオなど、お互いの風景と経験を交わす。

彼を含めて、同世代で会社で活躍している友人たちの存在には勇気づけられるし励まされる。俺もがんばらんとな。

彼と別れたあと、そのまま帰るかどうしようかちょっと考えて、せっかくなので、久しぶりにカフェファソンへ寄ることにした。コーヒー3杯目だが、まあいいか。

閒のWebサイトリニューアル用のテキストを書き進める。

隣の席ではおそらくアイドルとそのプロデューサーらしき人がこみいった話をしていた。

夕方、高尾に帰る。


2/25(水)

1日、なにも予定が入っていない。

閒のWebサイトリニューアル用のテキストを引き続き。

ちょっと難産だったが、自分のあり方と、仕事のアプローチの棚卸し、それを今の自分にフィットする言葉で表現し直すいい機会になった。


午後、担当しているCS調査の経営陣向け、事業部向け、研究者向けのレポートをそれぞれまとめる。

Gemini大活躍。ちゃんと設計して、読み取りやすいデータセットを整えて、統計解析は専門家にかけてもらって、と、前後行程でちゃんと手をかけたのもあるけど、レポート本文はほとんどGeminiに書かせて、ちょっと修正する程度で仕上がった。
構造化しやすく、ファクトに基づいて論理的に言えることを言える範囲で言う、という類の文書は、かなりつくるのが楽になった。
そういう類のレポート、書く前から内容も道筋も見えているけど、自分で一から書くのはとにかく面倒くさいので、これは助かる。

ただ、先週の日記にも書いたが、こっちのタイプの仕事が楽ではかどる分、自分を創造・探索モードに切り替えるのが大変。

気をつけないとバカになりますね。


2/26(木)

赤羽さんと閒のWebサイトリニューアルMTG
僕の宿題テキストと、赤羽さんのデザインとをあわせてまたよもやま話す。

雑談のなかで「AIには書き下ろしはできないんですよね」みたいな言葉が僕の口からポロッと出て、「それどういうこと?もうちょっと詳しく」となり、その場でも少し話したけど、あとでそのネタでラジオ収録してよという宿題ももらった。

後日、収録したのがこちら。


午後、会議2件。

CS調査の結果とその活用について話す。これ単独でも十分に示唆はあるのだが、経営指標やエンゲージメント調査など、社内の別のデータと合わせてみるともう少しわかることがあるのではないかとなり、やってみることにした。

経営においても、現場の支援においても、私たちが日頃、どんな価値観で、何を、どのようにしているのかというベースの営みがあり、そのなかで、どんなデータを、どのように取ることができて、取ったデータから測れること、言えることはなにで、それをどこまで活かせるのか、足りない部分があったとしたら、さらにデータ取得の粒度を細かくしたり網の目を広げたりしていくのか、一定程度の類推で良しとして意思決定するのかetc. 点でも線でも面でも考え出すと色んなことがあるにはあるのだが、ただまぁ、そのときそのとき、個人や組織のキャパシティやコンテクストにおいて、まずはここから、と、できることを一個ずつやっていくことだ。1ヶ月、3ヶ月、半年、1年、3年、5年⋯と積み重ねていくとだんだん情報量も見えてくる風景も、私たちの判断と行動も変わってくるはずなので。

相談に乗りつつちょっと設計も手伝っていた別の調査の回答収集が終わったとのことで、ちゃちゃっと分析をかける。

ドキュメントはこれで十分なのだが、明日、そこそこの人数かつ時間が限られている場で話すタイミングがあるかもしれないということで、スライドも一応つくっておくかと思い、試しにNotebookLMとGensparkにプロンプトを出して作らせてみた。うーん。まだ僕が使いこなせていないのもあるかもしれないが、そこそこ細かく具体的にプロンプトを出しても、微妙な見出しや図表のスライドを出力してくる。NotebookLMはスライドごとに修正指示を出すことができるようなので、右側のこのグラフはこういうふうに修正して、とかなんとか言語で指示するのだが、生成しなおすとまた微妙なグラフになったりして、めんどくせー!!!!!ってなった。

修正かけるのも面倒だが、いまから自分で作るのも時間がない。このイマイチなスライドを直すのに悪戦苦闘するぐらいなら、最初から自分でつくってしまった方が早かった。サンクコストというやつだ。結局遠回りなのではこれ。

一番不便なのは、スライドを「画像」で出力してくる点。隙間にちょっとググってみたのだけど、GoogleコラボでPython書かせるとか、修正可能なスライドとして出力させる方法がなくはないみたいなのだが、手元でちょっとやってみたけどうまくいかず。

私は、スライドは作らない、使わないで済むならそれに越したことはない、「スライド」を作る、使うことになるような場面や仕事の仕方自体を最小化するのが一番、WordとExcelでやらせてくれ、と思っている人なので、ただ場面や関係によってはそうもいかないこともあり、仕方なくつくることもあるのだが、できれば自分でつくりたくない、極力楽をしたい、でも質の低いものはいやだ、ということで、ちょっとまだ、現時点ではAIさんにスライド作成をお願いして楽できる域には至っていない。こちらの問題なのかあちらの問題なのかその両方なのかはさておき、かかる労力と時間とストレスに対してアウトプットが見合わなかったのでぐぬぬってなった夕方でした。

電力だけでなく時間も吸われるんだよ。まんじゅうこわい、AIこわい。

河島 茂生 編著『AI時代の「自律性」  未来の礎となる概念を再構築する』 第1部 自律性とはいったいなにか 第一章「生命の自律性と機械の自律性」(西田洋平)を読む。

2/27(金)

朝、パーソナルトレーニング
前日、NotebookLMにイライラしてたので、シンプルに身体使う時間の良さをなおさら実感する。

会議2件。

2月は必要にかられて調査案件中心にこれまでより多くGemini中心にGoogleの生成AIサービスを使い倒して、個人+AIでのこの種の作業の勘所はだいぶ掴めたのだが、やはり懸念は、個人や極小人数+AIで仕事が完結「できてしまう」ことによる、人材開発、エンパワリング機会の減少。気をつけないと「若い人、新しい人にわざわざ色々教えて仕事やってもらうより、慣れてる人、専門性高い人がAIと一緒にやった方が早いわ」みたいなことになって、ジュニアなスタッフや、新しく入ってきた人が、一通り自分で身体と頭を動かして仕事の勘所を「掴んでいく」、またその過程で組織やコミュニティのメンバーとの関係を構築していく、という機会が得られなくなってしまう。

AI時代のOJTのあり方を考えねばならん。

少し前に登録したtheLetter『岡田麻沙のテック・デザインノート』がなかなかおもしろい。

配信されてきた「選挙は『現実』か? 三界の溶解についての覚書」を読む。


インターミディエイター・プログラムの年に一回の更新書類を書き進める。


夜、ロマサガRS公式生放送を観る。メンテ明け、ガチャを引いてイベント周回回して寝る。
10年続くサービスになってほしいなぁ。


2/28(土)

ムスメがお昼はハンバーグを食べたいというので、高尾か八王子でどっか食べにいこうとなり、セレオ八王子のレストランエリアの焼肉&ハンバーグ屋さんでランチ。

私とツマは1時間ワイン飲み放題という危険なメニュー(しかも安い)を発見してしまい、昼からワインをたくさん飲んだ。値段的にはグラス3杯飲めば元取れるなって感じだったのだが、グラスじゃなくてボトル単位で出てくるやつで、他のワイン飲もうと思ったらボトル空けなきゃいけないので、思った以上にたくさん飲んでしまった。
もうすぐ3月で、3月はツマの誕生日と、夫婦の入籍記念日があり、そういえば10年か?と指折り数えてみたら、やっぱり来月で結婚10周年ということがわかり、わーお。
まさかまさか、よもやよもやの10周年。
そもそも今世で結婚して世帯を持つとは思ってもいなかった私がツマに拾ってもらい、会社の人には「偉業」と言われ、奇跡的に見捨てられることなく10年経ちました。わーお。
ワイン飲んで酔っ払ったノリで、スマホでFacebookイベントを立て、夫婦の共通の友人やらお世話になった人やらをポチポチ招待する。
歳を取ると、若い頃によく会っていた面々とも顔合わせる機会減っていくよね。我らのアニバーサリーをダシにゆるーく集まれる人が集まってわいわいメシ食えると楽しいかなと思って。

夜、インターミディエイター・プログラムの更新書類を仕上げて提出。


3/1(日)

ニチアサのギャバンインフィニティ3話を観る。
お天道様に恥ずかしくない生き方をするというギャバンのヒーロー像が、ベタで古典的でシンプルだけど、それが良い。

お昼、珍しくムスコがママとベッタリモードではなく、男の子チームと女の子チームで別々にお昼食べるというので、近所の鈴屋につれていって定食を食べることにした。女の子チームは駅前で買い物してから家で食べたらしい。

ムスコはお店においてある絵本を何冊か読んでいたのだが、だんだん目がとろーんとしてきて、定食が来る前に寝おった。

ハイボール飲みながら自分の分をちびちび食べて、ちょっと時間経ってから起こしたら、寝起きなのにいつも以上にもりもり食べた。

帰り道、「とんとんとんとんアンパンマン」をすごい高速&大声で歌って踊るムスコ。自由。

帰ってから家の掃除をする。