2022/03/02 Wed.

通院日。ムスメを園に送って、クリニック近くの駅まで移動してモスバーガーで午前中少し作業をする。前夜の寝付きが悪く中途覚醒もひどく悪夢もあったので明らかに心身の調子が悪いと自覚し、色々と変えていかねばならないと考えた。

診察ではいつも通りここ一ヶ月のことを話し、その後、薬の処方を相談。数ヶ月前から導入したインチュニブは合っているようで、1mg→6mgまで、毎月少しずつ量を増やしていったのだが、前回から今回の、5mg→6mgは、体感としてほとんど差分がなかった。ただこの一ヶ月は疲労もあったので、判断が難しい。とはいえ、分量と値段の比較としては、3mgを1錠と1mgを2錠=5mgより、3mgを2錠=6mgの方が結局安くなるので、引き続き6mg処方で、日によって自分で半分カットして5mgにして様子を記録するなどしていくことにした。むしろ、どうしようかなと思っているのはコンサータの方で、そちらの相談をして、現状の36mgと、半量の18mgを半々の日数で処方してもらうことにした。今の主治医に変わる前に通っていたところで、先にコンサータを出してもらっていたのだが、こちらに来てからインチュニブも併用で試したところ、効果実感が圧倒的だったので、そもそもコンサータ合ってなかったのでは?説が浮上し、コンサータの分の効き目というか寄与度はどうなんだということを改めて検証する必要があると考えた。当面は引き続き2つとも処方してもらって、コンサータとインチュニブそれぞれ、飲む量を順番に調整して検証して、ということを繰り返して、ちょうどよい塩梅を見極める方針。

これ以外にも鬱症状に対してレクサプロ(いわゆるSSRI的なやつ)と、よくお腹を壊すので(過敏性腸症候群の傾向あるかもと前の主治医)イリボーという胃腸を整える薬をずっと飲んでいる。もちろん自立支援医療は使っているのだが、徐々に処方が増えていって、インチュニブも合わせると、1割負担でも毎月のお薬代が5000円ぐらいになってしまった。けっこう馬鹿にならない金額である。コンサータかインチュニブ、飲むにしてもいずれかもしくは両方の分量を減らすことができればそれに越したことはないのである。なんせ今、カネがないのだ。


クリニックも薬局も混んでいて、薬を受け取って出たのが13時半とかそれぐらい。待っている間に、今月の読書会で扱う新書、石田光規『「人それぞれ」がさみしい ─「やさしく・冷たい」人間関係を考える』を読み終えた。個々人の違いを尊重する社会になっていくことが、なぜ同時に息苦しさを生むのかということを書いている。本自体、サラッと通し読みできる分量で、しかも、複数人で語り合うに良いテーマなので、読書会向きの良い新書に当たったなという感想。(多くの人に「読んでもらう」ための努力をほぼ一切廃しているこのブログを読んでいて、なおかつ読書会に参加したい、という酔狂な人が万が一いたならば、CONTACTからご連絡ください。閒のSlackコミュニティ入ってない人も歓迎。3/20(日)17:00〜Zoomです)


近くの「松のや」でカツ丼を食べた。電車で家に帰って、15時過ぎ。やはり体調が悪い。少しだけ作業をして、早めに入って寝ようと風呂のスイッチを入れ、布団で横になって過ごした。ツマとムスメが帰ってくる頃に先にお風呂に入った。3人でご飯食べて、洗い物やら洗濯やらなんやらして、21時過ぎに布団に入ったのだが、昨日に続き、やはり寝付けない。最後に時計を見たのが23時ぐらいで、その後もどうにかこうにか、羊を数えたり、鼻から吸って口から吐いての「呼吸」に意識を向けてみたり、眠りに落ちるまで色々悪戦苦闘していた。

幸いにして昨日のように悪夢を見ることもなく、7時前に目が覚め、どれだけ寝られたのかわからないが、起きたらだいぶ元気が戻ってきていた。休養は大事だ。体力は衰える一方な気がするが、「患者力」は高まり続けている笑




根源に非社会的気質を持っておりながら、なんやかんやと義理人情恩義忠義友情愛情感謝責任etc.を大事にしようと思うぐらいには真面目で、良き市民でありたいというベクトルもそれはそれで持っており、生きるだけで疲労困憊になりがち。意識して「荷物を降ろす」ためのアクションを定期的に取らないといけない。


痛かろうが苦しかろうが生きている限りは「生きる」と決めている。


昨晩はちょっと爆発寸前で布団の中であやうく叫びそうになったが、僕には家族も友達もいるのだということを思いだすことができて、ほんで、ひとり、ぼそっと「生きるぞー」とつぶやいた。