午前中は、ツマが外のカフェに仕事に行って。僕は家で掃除やら洗濯やらあれこれしつつ、ムスメと遊んで過ごした。
最近のムスメ、「このおもちゃさー、ちーちゃいときにつかってた」などと言ったりする。3歳児の身体の中にも確実に「時間」が蓄積しているのだな、と。
向こう半年ぐらいの、家計と、自分の会社の、それぞれのキャッシュフローを見積もるなどした。共働きなので家の方はまぁ大丈夫そうで、あとは会社の方、自分が建て替えている経費とか、自分の給与とかの精算タイミングや金額を調整するなどして、状況が変わるまでどうにか耐えようと思う。
市村弘正『「名づけ」の精神史』(平凡社)を読み始める。
周縁部は、そこから一路「成功」めざして中心部に向かう場としてではなく、またそこから「愛慕」の地へと脱落するのでもなく、中心からの距離に対する自覚にもとづく抵抗感覚と、それに支えられた認識とを可能にする「位置」として考えられねばならない。その位置を実りあるものとする方法は多様であろう。周縁性はそういう精神態度を可能にするものとしてある。
「都市の周縁」p.33
周縁の者が周縁に留まること。
当事者活動の「ポスト制度化」あるいは「キラキラ問題」とも通じるものがある。
夕方に家を出て、電車に乗って八王子のツマ実家へ。ムスメがじいじとばあばのためにつくったバレンタインプレゼントを持って。
ちらし寿司とケーキを一緒に食べて、寝た。