Diary: 11/2/2012 Fri.

Weekend without any exam. A little relief, but the next week must be the toughest week for us with postponed homework and exams…

Tonight again I went down to midtown, and attended a reception by a senior photographer Junichi Takahashi, whom I respect and met with in Ishinomaki, north east of Japan after the disaster last year, and who lived and worked for 19 years in New York. The party was for introducing and celebrating his photo book “NIPPON-JIN” that shot many ”ordinary’ Japanese (more than 430 persons). He said that images about Japanese people from abroad tend to be stereo typical ones (such as Kyoto, Asakusa, Akihabara, or Geisha, Kabuki, Otaku etc.) even though we Japanese are with more variety. But when he lived long in NY, he said, he couldn’t tell about Japanese and Japan well when asked from others in New York (now I’ve lived in Tokyo for 4 or 5 years). So he started his shooting of Japanese in NY and Japan, without his own intention and message, but just shooting themselves. Even after the hurricane, about 20 or 30 people came in the party, and it was really warmful time.

NIPPON-JIN first viewing in New York City
and
casual Party celebrating the publication of NIPPON-JIN photo book
Portraits of modern Japanese 2012.

312 Gallery :
312 5th Avenue(bet 30th St X 31st St), 5F. New York, NY 10001
646-449-9255

Exhibition Schedule:
10/31-11/3
1200-18:00

Reception
11/2-18:00-21:00

お世話になっている写真家たかはしじゅんいちさんの写真集『NIPPON-JIN』出版記念パーティーで再びミッドタウンへ。試験も無いので気楽な金曜。来週その分しわ寄せが来るのだが…

じゅんさんは、19年間New Yorkで暮らしていた方で、今は東京に住んでいるのだが、写真の仕事で今もちょくちょくこちらに帰ってくる。不思議なご縁で、最初に出会ったのは去年の夏の石巻だ。お互い別団体の活動で石巻入りしたのだけど、共通の知り合いがいて繋がった。その後、牧浜や鮎川浜、新山浜もよく訪ねてくださって、写真を撮っていただいたり、商品販売の応援をしていただいている。じゅんさんが石巻に来るタイミングが、他の団体メンバーが不在の日だったことも多く、よく僕がアテンドしていた。石巻から牡鹿半島での道中でゆったりと色々な話をしながら、その頃からかわいがっていただいていたのだが、彼が住んでいた街に僕がこうして留学に来るというのも、なんだか面白い話だ。さて、その『NIPPON-JIN』の出版記念展示会、その他もろもろのお仕事のためにNew Yorkに帰ってきたじゅんさんだが、がっつりハリケーン・サンディと重なってしまって、会期の半分ほどが潰れ、色々な打ち合わせもキャンセルに。展示会は明日で終了というなんとも不孝なタイミング。しかし、そんな中でもこの日のパーティーには多くの人が集まってきて、楽しくあたたかい時間となった。

酒屋さんから寄付してもらったという、新潟と宮城のお酒(懐かしの一ノ蔵&浦霞!!!!)がお客さんに振舞われる。

『NIPPON-JIN』は、市井の様々な日本人の姿をそのまま収めた写真集。NYに長らく住んでいたじゅんさんは、海外から見た日本の典型的なイメージ(例えば、Kyoto, Asakusa, AkihabaraあるいはGeisha, Kabuki, Otakuといったような)と、実際には今やもっと多様化している日本人の見た目やライフスタイルとのギャップを感じたそうだ。しかし彼自身もNY暮らしが長いため、知り合いに日本について聞かれてもそれをうまく語れなかったと。だったら写真にそのまま語らせればいいか、とNYの友達から始まり、東京、東北…出会った様々な日本人の写真を撮り続ける活動を始めたそうだ。ポートレートの撮影においては、特に服装やポーズは指定せず、自由にしてもらっているとのこと。それがなかなか面白いことに、それぞれの味というか、生き方がよく表れている。

A picture is worth a thousand words.