朋あり遠方より来たるまた楽しからずや。九州、大分から押切真人さん(自立生活センターおおいた)、長崎から山口和俊さん(長崎自立生活センターこころ)が東京に来てくれるとのことで、11月3日にNPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会の東京メンバーで「秋のお出かけ」を実施しました。簡単にですが、この日の記録をブログに残します。
朝10時に新橋のホテルで山口さんと合流し、車椅子でのお出かけをお手伝いする予約制タクシー、ウィルゴさんを利用して日本橋に向かいました。車いすリフトと乗降ステップの取り付けられたベンツで、とっても乗り心地が良かったです!



乗降の様子と、移動中にウィルゴの隅井さんへお話をお聞きした動画をYouTubeにもアップしました。隅井さんは、もともと音楽関係のお仕事をされていて、車いす利用の方がライブ会場に来られる際に色々とご苦労があるのを目にし、何か自分に出来ることがないかと考え、この事業を立ち上げられたそうです。
日本橋のポケモンセンターDXに到着。開店前なのに長蛇の列!この日はポケカ限定販売があったとのことで、それが理由かな。お店の中も超満員、車椅子だろうとベビーカーだろうと二足歩行だろうとみんなちょっとずつしか進めない状況でしたが、一緒に店内を回ってポケモングッズを物色しました。山口さんはカビゴンのぬいぐるみを購入。


ポケモンセンターで買い物中、我が家と友人の2家族も合流し、子どもたちも大ハッスルでお買い物。みんなで近くのカフェに移動して小一時間休憩し、分身ロボットカフェDAWNへ。天気もよく、お散歩日和でした。
予約時間の14時前に無事DAWNに到着。他のメンバーも続々と到着して合流できました。
分身ロボットカフェDAWNの入り口で、OriHimeパイロット店員さんに出迎えられる山口和俊さん
この日の早朝便で大分から東京に来てくれた押切真人さん(通称、おにぎり)と初対面。これまでオンラインでたくさんやり取りしていたので「はじめまして」感がなかったけど笑
自立支援センターおおいたの押切真人さんと同じテーブルでサンドイッチを注文
秋田市在住のOriHimeパイロット、ミヨシさんにご案内いただきました。
食事や飲み物の配膳をするのは大型のOriHime-Dです。この写真のパイロットは、ななかさん
大分から来た押切さん、東京組と順番に記念撮影。
記念写真① 大分の押切真人さん(左)と東京の梶山紘平さん(右)
記念写真② 東京の真下貴久さん(左)と大分の押切真人さん(右)
記念写真③ 東京の酒井ひとみさん(左)と大分の押切真人さん(右)
OriHimeの開発者である、オリィ研究所の吉藤オリィさん、残念ながらこの日は出張中で不在とお聞きしていたのですが、お仕事の合間、西表島から!店内のOriHimeにログインしてくれました。
西表島でお仕事中の吉藤オリィさんがDAWN店内のOriHimeに入ってきてくれました。その場にいるメンバーでオリィさんを囲んで慌てて写真撮影!
DAWNを出て解散した後、山口さんと一緒にコレド室町まで向かい、少しだけ観光&ショッピング。暗くなる前に電車で新橋に戻り、ホテルでお別れしました。遠いところからありがとうございました!
コレド室町と隣接する福徳神社でお参りする山口和俊さん
宿に帰る前に少しだけショッピング。コレド室町の案内板を見ながら行き先を相談する山口和俊さん(左)と鈴木悠平(右)
来年の6月か7月には、大分・別府にて、ALSと自立生活をテーマにしたシンポジウムを実施する予定です。詳細が決まり次第告知します。
最後に、この日のお出かけイベントに参加したメンバーの関わる団体やプロジェクトのページをご紹介します。
長崎自立生活センターこころ(山口和俊さん)
自立支援センターおおいた(押切真人さん)
重度訪問介護事業所たかのわ(真下貴久さん)
自分をプレゼン!(真下貴久さん)
一般社団法人わをん(真下貴久さん)
梶山紘平さんインタビュー記事「障がい当事者とヘルパーで、責任を分かち合う」(当事者の語りプロジェクト)
NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会(酒井ひとみさん・川口有美子さん)
さくら会では、2022年度の助成事業で、医療的ケアニーズのある子どもと家族のためのハンドブック『自分らしい暮らしを創る』を制作・公開しました。ウェブ上でPDF版を無料公開しています。お出かけ・旅行を含め、ライフステージや生活場面ごとの社会資源や仲間との繋がり方を一冊にまとめました。