泡 2023/01/12

中野坂上のさくら会研修センターに行って、喀痰吸引等の研修。終わって午後、そのまま机を借りて作業をし、医ケアの事業について年度末に向けたアレコレの打ち合わせをした。出張帰りの川口さんのお土産、中之条サブレうまかった。

一人ひとりが、その人にとっての、心地よい・望ましい・善い暮らし方を目指したり見つけたり実現したりするために、他者がサポートできることも色々あり、本人と一緒にチームを組んで、ある人はメシをつくり、ある人は痰を吸引し、またある人は車椅子をつくり調整し…と、得意なことできることを分担してやっていくわけだが、物理的に動いていく現実に対して「ことば」というのは常に遅いのだが、しかし誰かが切り拓いた「先端」を広げて繋いで分かち合っていくために、役に立たないわけでもない。仲間たちとあれやこれやと話しながら、みんなでドタバタと体を動かしながら、これからのことを考える。

今も世界のそこここで、また同時に私の頭の中で、泡のようにポツポツと、ことば以前の何かが小さな音を立てている。