クリスマスの夜に希望の話を-2023年12月25日の日記

 1週間に1,2日ほどデジタルデバイスから離れて、体を動かしたり青空の下で働いたりしたい。先週ふとそう思った。私の生活はあまりにもパソコンやスマホに支配されすぎているから。もうお腹いっぱいなんだ、SNSに投稿する日々で。もう飽き飽きしているんだ、排泄の瞬間も停車したわずかな間にもスマホを何気なくいじる日々に。もっと感じていたいんだ、このからだで美しい世界を。

 もしもこの肉体を使って仕事ができたなら、私の身体は引き締まるかもしれない。もしもこのわが身を使って働いたなら、疲労で倒れ込むように眠るのかもしれない。もしもこの身で世界をまじまじと見たならば、その新鮮さに驚くかもしれない。そんな日々を期待している。

 しかし私には体力がない。地に足をつけて現実的に考えてみたならば、肉体を使って働く場ではおそらく体力があることが前提となるだろう。まず採用されないかもしれない。運よく職に就けたとて、肉体を使うことが不得手な私は簡単に音を上げてしまうかもしれない。その帰結として、出勤することが憂鬱になってしまうかもしれない。肉体を使って「仕事」をすることは、そう容易ではなさそうだ。

 ではその準備ならどうか。肉体を使った「仕事」をこなすための準備をする。これこそ、目標に相応しいのではあるまいか。それに世界は広いのだから、この人より少し体力のない私に合う、体を使った仕事、青空の下で働けるものがきっとあるだろう。来年はそれを探しながら生きてみようか。来年への希望--1週間に1,2日デジタルデバイスから離れて仕事をすること。