Extend our hands / 「握手はどっちの手?」

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February 7th 2016, Sunday

“Someday, let’s shake hands again, with my new hand.”
He smiled me, shaking my hand with his right arm. The meeting with my new friend, Kunihiro Yamamoto made my day today.


This is “HACKberry,” the newest myoelectric prosthesis developed by “exiii,” Japanese robotics startup.

Kunihiro doesn’t have his right front arm (it’s congenitally physical disability). So he supports “exiii” for development and promotion of HACKberry.

Though HACKberry is still a prototype, I felt its potential to create new future for people without arms. HACKberry is called as an “open source” product. When the “HACKberry” is put to practical use. All the people without hands can design and order his/her own hand. Each hand will be unique and optimized for each person’s physical function.

As you choose your clothes, they can choose their hands. That must change the world positively.

滋賀のアメニティフォーラムへの出張を終えて東京へ帰る。
友人夫婦宅にお邪魔をして、以前から「紹介するよ」と言ってくれていた人と会った。

彼の名は山本邦光くんと言う。
高校卒業後に働き出してまだ1年目なのだが、ずいぶんしっかりしていて、爽やかな人当たりの好青年だった。

彼は、友人、工藤瑞穂さんが運営するメディア「soar」の以下の記事に登場している。

「握手をした瞬間に、相手が笑顔になるんです」ーー筋電義手「handiii」開発者の近藤玄大さんと義手ユーザーの森川章さん

筋電義手を開発するものづくりユニット「exiii(イクシー)」の紹介記事である。

この動画はGOOD DESIGN AWARD 2015で金賞を受賞した最新モデル「HACKberry」

山本くんは先天性で右腕前腕を欠損しており、当事者としてこの「HACKberry」のモニターやプロモーションに参加している。また、上肢障害のある方同士を繋ぐNPO法人「mission arm Japan」という団体の運営にも携わっており、実にアクティブ。

勤め先のLITALICOのことも前から知ってくれていて、とても興味を持ってくれたようで、工藤さんがつないでくれたのだ。取り組みや考え方などに相通じるものが多く、ぜひ何か一緒にやろうよとひとしきり盛り上がった。

義手と一口に言っても色々あり、実際の腕の肌色や質感に近づけることを目指してデザインされた義手もあれば、フック船長とかライダーマンみたいな原始的で無骨なやつもある。一方、「exiii」が開発する筋電義手は、近未来を感じさせるサイバーなデザインで、彼はそれが好きなのだという。

義手や義足をはじめ、身体機能を補う装身具は、その機能の進化ももちろんだが、デザインももっと多様化していくと面白いと思う。男性も女性も老いも病めるもおーんなじ義手しか選べない、じゃあつまらない。僕たちが好みに合わせて服を選ぶように、サイバーな義手、無骨な義手、ナチュラル系の義手、ゆるふわガーリィな義手?などと、自由な選択肢が広がれば良い。

そのためにはもっともっと、障がいのある人もない人も混ざりあう繋がりやコミュニティが必要だ。彼が携わっている。「mission arm Japan」にも、交流会やスポーツイベント、寄付による支援などで関わることができるので、興味がある人はぜひサイトを覗いてみて欲しい。

友人宅を出て、坂道を下ったところで別れの挨拶。

「じゃあ、また今度。握手はどっちの手が好き?」
「どっちでも良いんですけど、僕は右の方が好きですね」
そう言って、右を差し出してくれたので右手で握手をした。

「今度はHACKberryを付けて握手したいですね!」
なんとも爽やかな笑顔でそんな台詞を残して彼は立ち去った。

「うん、楽しみにしてる」

その日はきっとすぐにやってくる。

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