Essay

中目黒の街頭募金とくたびれた労働者のわたし

水曜日の夜、中目黒 ミーティングを終え、もう一仕事かと思ったところで空腹を自覚する。駅前のスープストックでも行くかとエレベーターに乗る。 肩が凝っている。骨盤もなんか歪んでいる気がする。まぁいいや。 駅前の横断歩道に着く… Read more »

問いの話

「問いっていいですね」 何気なく発せられたこの言葉が、それを口にした人の表情や抑揚とともに、ずーっと頭のなかで反響している。 大事にしていたはずなのに、ここ最近すっぽり抜け落ちていたことを改めて自覚したからだ。     … Read more »

祖父の病室

関西出張に合わせて休みを取り、母方の祖父の見舞いに行った。神戸で母と合流して車で岡山へ。美作市という、田畑が広がる県北東部の田舎町が母の出身地である。 祖父はここ数年でずいぶんと弱り、入退院を繰り返している。以来、母は働… Read more »

足りないものを埋めていく

年末年始はパリで過ごし、その後ちょっとばかし実家に顔を出し、もろもろのお話を済ませ、東京に帰ってきた。 12月はずいぶん弱っていたが、仕事を離れてリフレッシュできた。 旅の道中、去年1年の働き方を振り返った内容をここに残… Read more »

働き続けるために自分を守ること

行き先は分かっているのに、駅の構内地図前でしばらくぼーっと立ちつくしていた。 そのことに気づいてからもしばらく動けないでいた。 地図を見る視線と焦点が定まらない。これはまずいなと自覚した。 エネルギーの総量が減っている。… Read more »

てんやの天丼

今朝、訪問販売があってさ。寝起きで頭働いてないし、表情見れば成約しないって分かるだろうに、妙な粘りを見せてくる恰幅の良いおねえさんで、身体に優しい牛乳とか売ってくる前にあなたの優しさをくださいよ勘弁してくださいよ。と思っ… Read more »

左斜め後ろ、身体ひとつぶん

出勤前、昼の池袋駅。 活発に人が交差する改札前で、白杖を持って右往左往している男性を見た。   街中で点字ブロックや手すりが「途切れる」ポイントはいくらでもある。     「すみません、どちらに行かれますか?よろしければ… Read more »